うつ病の人との接し方禁句とは?経験者が語る、うつ病の辛さと思い込み

うつ病の辛さはなった人にしか分かりません。

私はある日、別部署に異動になった同期の男性と喫煙室で一緒になった。

元気でやっているのか?と思っていたので声を掛けた。

すると、うつ病になってしまい、なかなか仕事を進める事が出来ず、

早引き、遅刻を繰り返しているという。

彼は真面目な性格で、人当たりがよく、いい人を絵に描いた様な人だ。

私は、仕事の内容がこの人に合ってないんだなとピーンと来たので、

「大変そうだね仕事」

とだけ言って、彼の話を聞こうと思ったが、

仕事の内容に関する愚痴は彼の口から聴く事は出来なかった。

うつ病になった時、

「頑張って!」とか、「大丈夫!気にするな!」

なんて事はいわゆる禁句なんです。

戦いに挑む勇者に対して、「頑張って!」という言葉は励ましである。

しかしうつ病患者に「頑張って!」は禁句なんです。

何故だろうか?

「頑張って!」が禁句なわけ

うつ病になる人は真面目な性格な人が多いのである。

これが、怠け癖のある、ぐうたらな人なら「頑張って!」は効果的である。

たまには強い口調で「頑張れ!」と言ってあげた方がいい。

しかし、うつ病になる人は、既に頑張っているのだ。

頑張っているのに、どうにもならない。

自分の能力に見合ってない事にチャレンジしていたり、

または、物理的に不可能な事、相当困難な道のりを経てはじめて達成出来る事が、

課題なのだ。

努力をしているのに、どうにもならない。

そんな時にうつ病になる。

そんな、にっちもさっちも行かない状態の時、

「頑張れ!」

「お前なら出来る!」

なんて言われた日にゃ、

「お前に何が分かる!そんな簡単に出来ていたらこんなに苦しんでないんだよ!」

という答えが帰ってくるか、益々患者を苦しめてしまうのだ。

2015y06m30d_225110890

私がうつ病になった時の状況

私は軽いうつ病になった事がある。

これは、不眠症の話の記事を書いた時に説明済だが、

不眠症の原因はストレス、喫煙?これで治った!改善法はこれ!市販薬は効かなかった

かなり精神的に追い込まれていた。

簡単に状況を説明すると、

会社の売り上げがガタガタと落ち、私は会社からは売り上げを求められ、

部下からは、もう無理です!現場の状況分かっているんですか!

という状態になり、会社と部下との板挟みになっていた。

当然会社の売り上げは縮小、同僚達もどんどん辞めて行った。

私は、仕事のストレスから酒、ギャンブルに溺れて、

借金を抱えていた。

生活も困窮していた。

もし、ここで会社が潰れたら、俺はどうなってしまうのか?

そんな時、過呼吸になり倒れてしまった。

当時無知だった私は過呼吸の事を知らず、このまま死んでしまうのだと思った。

その後、仕事中何故か涙が止まらなくなり、トイレに駆け込み、

人に見られない所で一人泣いていた。

そして、暫くすると、身体に異変が現れた。

胸の真ん中に痛みが現れた。

私は、何か大きな病気にかかって、胸が痛くなっているんだな。

俺は死ぬんだと思った。

(悪い方にばかり考えてしまう)

病院に行けばいいじゃないか?

と思うかもしれませんが、もし癌と言われたら、どうしよう!

とてもじゃないが、今仕事を辞めたら、俺は破滅だ!

そんな状態だったのです。

私は過呼吸で倒れる少し前に、実家に帰っていた。

過呼吸で倒れた時、当時健在だった父親から「そんなのお前の思い過ごしだ」

「大した事ないよ!大丈夫だ!」

私を励まそうと思って言った父の言葉だったが、

「そんなんじゃねぇ!」と私は思った。

励ましなど、何の助けにもならなかった。

スポンサーリンク

うつ病を克服した方法

私はうつ病を克服した。

それは、うつ病と言えども軽度だった事と家族の協力があったので、

私はうつ病を克服したのだが、一番うつ病克服に効果があったのは、

病院に行った事だった。

心療内科に行ったのである。

私は心療内科は何か悩みをカウンセリングでもしてくれるのか?

と思っていたのだが、そんな事は全くなく、

単なるいつもの病院の診察だった。

病院の先生は、睡眠薬と名前は忘れたが、飲み薬を処方した。

それだけだった。

私の悩み事など何も関係ないのだ。

だが、これが私にはとても良かった。

人間の身体なのだ。

うつ病は脳から何らかの信号が出て、不眠症になったり、

パニック障害になったり、うつ病になったりするのだ。

眠れなければ、薬で寝る、脳から変な信号か成分か分からないが、

それを出ない様にすればいいんじゃないの?って事なのだ。

私は、人間の身体のバランスがおかしくなって、うつ病になったんだなという事を知り、

死ぬ、死ぬと怖がっていたが、うつ病になってから、もう5~6年になるが、

私は現在も生きている。

人間の寿命はどんどん延びていて、死にたくても死ねなくなっている。

ただ、私がうつ病を完全に克服したのは最近である。

まずうつ病患者は焦らない事だ。

もし一人で悩んでいる人がいたら、恥ずかしがらずに誰かに必ず相談をする必要がある。

うつ病はあなたの心が弱いから発症するのではない。

現代社会の様々な矛盾が引き起こす、心の病気なのだ。

まだ、病院に行っていない人は病院に行くべきだし、

家族や友人に内緒にしている人は、勇気を出して相談してみよう。

人間は一人ではない、必ず力になってくれる人がいるはずだ。

関連記事:不眠症の原因はストレス、喫煙?これで治った!改善法はこれ!市販薬は効かなかった


スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする