犬にあげてはいけない食べ物、ブドウ、みかん、果物はダメ?

食いしん坊の犬を飼っている人、何か食べていたら、近くに寄って来て何でも欲しがりますよね。果物、ブドウとかみかんとか犬にあげてもいいのだろうか?以前私が食べているスルメを犬が勝手に食べて、腰を抜かした様になったのを覚えている。今日は犬にあげていい物とダメと言われている物を紹介します。

人間にとっては美味しいものが、犬にとっては猛毒!

2015y11m27d_205902772

動物はそれぞれが違う構造の体をしています。
人間と長い間生活を共にしてきた犬も例外ではなく、
日常的に人間と触れ合っているからといって同じ食生活を送っていると、
様々な問題を引き起こします。

犬に与えてはいけない食物として、
ネギ類、チョコレート、鶏の骨、香辛料、生のイカ・タコ・貝類、ブドウ類、キシリトール、ナッツ類などが挙げられます。
中には犬種や個体によって症状の程度に差が出るものもありますが、
必ずしも安全というものではないため、
いずれも摂取を控えるようにするのが犬にとっても安心です。

スポンサーリンク

1、ネギ類

2015y11m27d_210048078
玉ネギ、長ネギ、ニラなどのネギ類には、
「アリルプロピルジスルフィド」という有機硫黄化合物が含まれており、
これが犬の体内の赤血球を破壊し、中毒症状を引き起こします。
また、アリルプロピルジスルフィドは加熱しても変化しないため、
加熱したものであっても与えてはいけません。
ハンバーグやスープなど少量でも入っているものは間違って与えないように注意が必要です。
万が一摂取してしまった場合の主な症状は、
溶血性貧血、嘔吐、下痢、溶血尿、ふらつきなどです。
重症になると黄疸が出たり、輸血が必要になる場合もあり、最悪は死亡するケースもあります。

2、チョコレート

2015y11m27d_210212739
チョコレート、ココアなどのカカオ類には「テオブロミン」という成分が含まれています。
犬は人間と違ってこのテオブロミンの代謝速度が遅いため、
大量に摂取すると中毒症状を引き起こし、
嘔吐、下痢、発熱、不整脈、多尿、興奮、痙攣、発作などを起こす危険性があります。
また、チョコレート、コーヒー、紅茶などに含まれるカフェインにも注意が必要です。
これらは中枢神経を興奮させ、嘔吐、下痢、ふらつきなどの症状を引き起こし、
重症になると筋硬直、痙攣、呼吸不全、昏睡、そして死亡することもあります。
また発作持ちの犬に与えた場合、発作の原因になります。

3、鶏の骨

2015y11m27d_210332056
これは噛み砕くと縦に割れるためです。
消化器官に刺さってしまったり、食道を傷付けてしまったりということもあります。
犬は骨を好んでかじる印象がありますが、骨であれば何でもいいというわけではありません。
魚の骨にも注意が必要です。

4、香辛料

2015y11m27d_210433546
唐辛子、わさび、コショウ、生姜、カレーなど刺激の強い香辛料は、
犬の胃を刺激し、肝臓や腎臓にも負担をかけるため与えてはいけません。
通常、嗅覚の鋭い犬は香辛料をあまり好みませんが、食べてしまうようならやめさせる必要があります。

5、生のイカ・タコ・貝類

2015y11m27d_210624752
生のまま与えると消化不良で下痢を起こすことがあります。
しかしこれらの食物には「タウリン」というアミノ酸が豊富なため、
よく加熱し少量を与えることでタウリン不足を回避できます。
犬は体内でタウリンを合成することが出来ますが、
体に必要な分を全てこれでまかなうことは出来ないため、食物から摂取する必要があります。
タウリン不足は心臓のトラブルや白内障などの病気に影響するため、
手作り食の場合は程よく与えることも必要です。

6、ブドウ類

2015y11m27d_210740571
これらは中毒症状から肝臓、腎臓機能に障害をもたらし、
死亡するケースもあるため与えてはいけません。レーズンも同様です。
これらの中毒性についてはまだ分かっていないことが多いのですが、
摂取後に嘔吐、下痢、食欲不振、脱水症状、多飲多食、腹痛、体の震えなどの症状が現れ、
重症の場合、摂取から24時間〜72時間後には急性腎不全に陥り、その後死に至るケースもあります。

7、キシリトール

2015y11m27d_210917268
「キシロース」という成分から合成された糖アルコールの一種で、
食品添加物として菓子類などに使用される甘味料です。
これは血糖値を下げる作用のあるインシュリンの分泌を大幅に促進させてしまい、
血糖値が下がりすぎて低血糖、低血圧状態にしてしまいます。
低血糖になると元気がなくなり、ぐったりして、重症の場合は痙攣を引き起こすこともあります。

8、ナッツ類

2015y11m27d_211040102
中毒症状を引き起こしますが、原因は解明されていません。
摂取するとだいたい12時間以内に嘔吐、発熱、痙攣などを引き起こします。
また、消化不良を起こしたり、
ナッツ類の形状的特徴から腸に詰まってしまったりということもあります。
一日、二日程度で自然に中毒症状が治まっていき回復しますが、
犬に少しでも苦痛を与えないためにも、摂取は控えるべきです。

犬は人間との長い共同生活で雑食性が増していますが、
体の構造まで人間に近付いているわけではありません。
人間にとっては日常的に摂取しているものでも、
犬にとっては猛毒になってしまうこともあります。
そのため人間が責任を持って管理し、人間と犬の双方にとって健康的な生活を心がけることが大切です。

関連記事:犬の食べ物、何が良い?何が悪い?注意点を解説

おすすめ記事:猫の飼い方(初心者必見)室内での飼い方、トイレ、エサ、ケージについて

おすすめ記事:エアコンの暖房の電気代はつけっぱなしがいいのか?冷房と同じ原理なのか?

おすすめ記事:頭痛薬の副作用を徹底解説、眠気、吐き気、冷え、胃痛


スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする