「隠し砦の三悪人」黒沢映画ランキングあらすじも超面白い

日本映画と言えば、古くは黒澤明監督が有名です。黒澤映画好きに聞いたところ、この映画の評価が高かったので、今日は黒澤映画でも必ずランキングに入るこの映画「隠し砦の三悪人」の事を書きたいと思います。

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「隠し砦の三悪人」

公開時期 1958年

監督 黒澤明

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この作品は、黒沢監督の初期における時代劇の傑作の一つで、「7人の侍」や「用心棒」、「椿三十郎」などと並び、時代劇史上に燦然と輝く作品です。
それらはいずれ劣らぬ名作揃いで、甲乙つけがたいものがありますが、中でも波瀾に満ちたワクワクするようなストーリー展開や、ヒューマニズムを持ち味をする黒沢作品の中でも特に感動を呼ぶシーンがある点において、「隠し砦の三悪人」が頭一つ抜け出していると感じます。
まず、この作品の最大の見所と言えば、何と言っても主人公の侍大将「真壁六郎太」を演じる三船敏郎の、圧倒的な存在感です。
その溢れるような野性的な魅力や、役と一心同体になったかのような迫真の演技は凄みさえ感じさせます。
こうした味は、三船でなければ絶対醸す事が出来なかったでしょう。
更に、後の「用心棒」や「椿三十郎」にも匹敵する凄みのある殺陣や、スタントマンなしで演じたと言う馬上でのシーンなど、これもまた三船ならではの迫力に溢れています。
そして、そんな三船の演じる精悍な六郎太と対照的な味を出しているのが、百姓の凸凹コンビ、藤原釜足演じる又七と、千秋実演じる太平です。
この二人のとぼけた味や、珍妙にして絶妙な掛け合いは正に絶品で、シリアスなこの作品に、得も言われぬユーモアを与えるスパイス的な役割を果たしています。
その他では、男勝りの凛々しい雪姫(上原美佐)や、男気のある所を見せる敵役の田所兵衛(藤田進)なども印象的で、こうした強烈な個性を持ったキャラクターが、物語に華を添えます。
ストーリー自体も実に見応えがあり、見所を挙げればキリがない程ですが、特に素晴らしいシーンとして挙げられるのが、六郎太が馬上での戦闘で敵兵を切り捨てるシーンと、それに続く兵衛との一騎打ちのシーンです。
このシーンは、正に手に汗握る迫力があり、時代劇史上でも5本の指に入る名殺陣シーンではないかと思います。
その他では、終盤に敵陣に捉えられ覚悟を決めた姫が、

自分の心情を語り歌を歌うシーンも、非常に感動を呼びます。
そして、ラスト近くで兵衛が男気を発揮し、

六郎太や雪姫を助ける大どんでん返しのシーンや、捉えられた又七と太平が、

六郎太と雪姫の身分を知って唖然茫然とするシーンなど、見所は枚挙に暇がありません。
見終わってみれば、

139分という上映時間があっという間に感じる程で、それだけ内容が濃密である証と言えます。

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