落語の真打(しんうち)とは?どうやったら昇進するのか?

落語の真打とはどういう意味なのか?真打昇進とか、何人抜きとか、よく聞くのですが、余り一般人には馴染みがないのではないでしょうか?それ以外の言葉として、二つ目という言葉も聞いた事があります。いったい、これらの言葉は何なのか?という事を調べてみました。

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落語の真打(しんうち)とは?

結論から言うと真打(しんうち)とは、落語の世界での階級の事をいう。まあ、めちゃくちゃ分かりやすい例えをするならば、相撲で言うところの、横綱や大関みたな物です。真打は落語の世界では一番上の地位の事だ。

では、落語家の階級は幾つかに分かれているので、それを紹介します。

画像:goo.gl/0GdMmy

真打(しんうち)

真打(しんうち)の語源は、蝋燭(ロウソク)の芯(しん)を打つから来ている。いわゆる最後に演じる人の事、最後の人はロウソクの芯を打つ、すなわち消すという意味、最後に登場する人、主役は最後に登場する。紅白歌合戦のトリを務めるのと同じ、貫禄が上の人程、後から登場する。それが真打。

真打登場なんて言葉を聞いた事があるのではないでしょうか?

真打は師匠(ししょう)と呼ばれる。

ベテランの落語家の事を師匠と呼ぶのを、貴方もテレビで見た事があるはずだ。真打に昇進した者が師匠と呼ばれるのだが、昨今ではベテランの芸人も師匠と呼ばれる事がある。鶴瓶の事を鶴瓶師匠、さんまの事をさんま師匠と呼ぶのを。本来は、落語の世界で師匠と呼ばれるのは、真打だけだが、(鶴瓶もさんまも真打ではない)落語家じゃなくても、大物芸人、漫才師も師匠と呼ばれる。

また、真打は弟子を取る事が許されている。

落語家になるには、この真打に弟子入りするところから始まる。弟子入りの一般的な方法は、出待ちである。師匠が出てくるのを待ち、「弟子にして下さい」とお願いする。

「いいよ」と言われたら見習いで師匠の家に通い、様々な事を学ぶ。


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二つ目

この二つ目の地位は、落語家として、一人前の、一人立ちを許された地位と言える。師匠の家で雑用する義務もなく、裏方の作業をする必要もない。酒やタバコも自由に出来る、そんな地位が二つ目である。

自由に出来る代わりに、当然責任も増える為、わざと二つ目に昇進せず、その下の前座の地位で甘んじて、お金を貰うという人種が存在する。

ふざけた野郎だと思うかもしれませんが、二つ目に昇格したのはいいが、仕事がなく、落語とは全く関係ないアルバイトをしている落語家は実はたくさんいる。実力、人気があれば、稼ぐ事が出来るが、実力、人気が無ければ、当然収入はない。

例えば、テレビやラジオで面白い事を言って、人気者になるとか、ブレイクすれば、相当な金額を稼ぐ事が出来る。

この二つ目を10年ほど勤めると真打になる。前座から、二つ目とか、二つ目から真打とか、それぞれ、年数をこなせば昇格する。

前座

前座と見習いの大きな違いは、寄席(よせ)に通うという事です。前座の寄席(よせ)での仕事は雑用係である。太鼓を叩いたり、お客さんの呼び込み、笛を吹いたり、楽屋で出演者にお茶を入れたりと雑務をこなします。当然自分の師匠の身の回りのお世話もします。そして、空いた時間に師匠に落語の稽古をつけてもらいます。寄席では、開口一番と言って、最初の方に約10分程度落語を行います。但しこれは、自分の勉強の為なので、出演料は発生しません。しかし、寄席で様々な雑務を行うので、お金が貰えます。この前座を約4年間こなすと、二つ目に上がります。

見習い

師匠に入門を許されて、見習いになります。師匠の家に行って、雑用をこなします。この時点では、協会に登録されていないので、楽屋には入る事はできません。また、昔は、師匠の家に住み込みで修行するのが、一般的でしたが、今は通いで師匠の家に行く事が多いそうだ。見習いの期間は特に決まっていない。その師匠の判断で、前座となる。

最後に

この階級は江戸落語の階級で、現在大阪では、真打制度は廃止されている。また、年功序列で、実力がなくても、ずっと続けていたら、真打になるとか、その真打になる順番だとかで、揉めたりする事があったそうです。落語の団体も分裂した事もあったそうで、落語の団体は以下になります。

関東
■落語協会
■落語芸術協会
■円楽一門会
■落語立川流
関西
■上方落語協会

今回お伝えした落語の階級の話は団体によっては採用されていませんので、ご注意を。

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