前田日明対アンドレの真相は?黒幕は猪木か坂口なのか?はたまた・・

前田日明対アンドレ・ザ・ジャイアントの試合をご存知でしょうか?この試合は新日本プロレスのリングで行われたプロレスの試合で、伝説の試合と呼ばれ今でも、プロレスファンの間で語り草となっている試合です。

1986年4.29 津市体育館という地方興行で行われた試合です。何故伝説になっているかというと、この試合はアンドレが前田を本気で潰すために、シュートを仕掛けた、いわゆるガチの試合だったというのです。その本気で前田を潰しにかかったアンドレを前田は、得意のキックで蹴りまくり、アンドレは戦意喪失、前田の強さは本物だと、プロレスファンの間で、今もなお語られる試合なのである。

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アンドレを嗾(けしか)けた黒幕は誰だ?

この前田対アンドレの真相については、様々な人が証言している。まず、一番新しい証言と一番多く語られている人物を紹介する。

一番新しい証言は、蝶野正洋 2016年11月テレビ番組で、

「たぶん会社の方の指示で、前田を潰してくれと」

と証言しています。また、アンドレは試合前かなり、ワインを飲んでいて、酔っ払った状態でリングに上がった、普通の体調ではなかった。もし、アンドレが普通の体調であったら、前田は怪我をしていただろうと語っている。

そして、一番多く語られているのが、誰かの依頼ではなく、アンドレが単体でやった説です。実は、この説が定説になりつつあります。何故定説になっているかというと、当時の現場にいた、レフェリーのミスター高橋と、現場監督だった山本小鉄が自身の著書で、アンドレ単独説を主張したからである。特に山本小鉄が語った、「本気で前田を潰そうとしたのであれば、アンドレなんかに頼まない、ディック・マードックかマスクド・スーパースターに頼んでいるだろう」という言葉が変な説得力があって、「ほー、そんなもんかいな〜」という感じになった。

画像:goo.gl/jyG9TX

また、この試合のレフェリーは、ミスター高橋ではなく、アンドレのマネージャーだった、フレンチ・バーナードがレフェリーをやった。そのフレンチ・バーナードは後年、アンドレが自分の意思でやった、自分の強さばかりを示そうとする前田を懲らしめてやろうと、アンドレが自分で前田にセメントを仕掛けたと語っている。

前田は試合で危ない技を出す、外人レスラー達から評判が悪く、クレームになっていた。そんな噂を当時外人レスラーのボス的存在のアンドレが聞いて、「俺が前田を懲らしめてやるよ」という事で、あの試合になったという。

ホントかウソかは分からないが。

何でレフェリーが、アンドレのマネージャーなの?

しかし、分からないのは、当日のレフェリーが、通常の試合であれば日本人のレフェリーが裁くはずだが、何故かアンドレ側の意向でアンドレのマネージャーがレフェリーになっている。アンドレが勝手にやったのだったら、親日サイドも何故、アンドレのマネージャーにレフェリーをさせたのだろうか?

試合前アンドレが、やばいという事を前田に知らせにきたのは、ミスター高橋だった。アンドレが前田を潰してやる、と言っている。レフェリーも自分のマネージャーにやらせると言っていると、・・って止めろよ!と思ってしまうのだが、何故かマネージャーのレフェリーを容認してしまう。

前田本人が思う黒幕は?

これは、後年前田本人が語っているので、ご存知の方も多いが、前田自身は、猪木に次ぐ立場にあった、坂口征二が黒幕だと考えていた。これは、アンドレに指示出来るとしたら、アントニオ猪木か、No.2の坂口征二しかいないだろうと、アンドレ戦後前田は、猪木に「お前よくやったなぁ」と褒められたという、この発言を聞いて黒幕は猪木ではないと思った。その後坂口に会った時、不機嫌そうな顔をしていた事から、前田は坂口が黒幕だと思っていたそうだ。

坂口自身はこれを猛烈に否定。坂口の仕事は現場でトラブルが起こらない様に対処するのが、仕事であって、そんなトラブルを誘発する事を自分が指示するはずがないと、ハッキリと、自分が関与した事を否定している。

前田日明対アンドレ・ザ・ジャイアントはどんな試合だったの?

最後に、前田日明とアンドレ・ザ・ジャイアントの実際の試合はどんな様子だったのかを紹介しましょう。序盤の5分位は前田はプロレスをしていた。自分がロープに飛んだり、ドロップキックをアンドレに放ったりした。しかし、アンドレは全くプロレスに付き合う事がなく、前田の上に乗っかったり、馬鹿力で締め上げたりしていた。ただ、本気で潰すつもりなら、もっと激しい攻撃ができたはずだが、アンドレから潰しにかかる様な鋭い攻撃は出ていなかった。

これは、蝶野が言っていた様にかなり酒が入っていたので、精彩を欠く動きになったのかもしれません。普段のアンドレなら、もっと激しい攻撃を出していたのかもしれません。

リングの下では、悪のマネージャー将軍KYワカマツが拡声器で前田に向かって、ヤジを飛ばしていた。5分を過ぎた頃、リングサイドに藤原喜明が来て、プロレスをしようとする前田に対して、「何やってんだ殺されるぞ」と物騒な事を前田に言った。前田も状況を察して、セコンドの星野勘太郎に「やって、いいですか?」と聞いたが、星野は「俺を見るな!」と言ったと前田はその後語った。

この試合の様子は、この時控え室にいた。外人、ディック・マードックやマスクド・スーパースター達も控え室から出て来て、試合を見ていた。また、アントニオ猪木も見ていた。やがて、アントニオ猪木も、リングサイドに来た。そして、リングに猪木が入って来た、猪木は前田に助太刀する感じで入ってきたが、レフェリーに促されて、リングを降りた。

前田はアンドレの下半身に思い蹴りを叩き込み始めた。しかも、結構エグい角度での蹴りがアンドレに決まり、アンドレは明らかに前田の蹴りで脚にダメージを負った。その後アンドレはリングに倒れこみ、セコンドがどんどんリングに入って来て、結果無効試合となった。

最後に

最後に、妄想というか、面白い意見も他にあります。実はセメントを仕掛けたのは、前田日明であって、アンドレは、ただそれに戸惑っていただけの被害者であると、これについては、

「いや、・・ない、ない」

と思わず突っ込んでしまいましたが、この試合は昭和のプロレスの伝説の一つである事は間違いないのではないでしょうか。

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