伝説の愚連隊、万年東一がかっこよ過ぎる。愚連隊の神と呼ばれた男

愚連隊とは最近聞く事は殆どないが、昔からある言葉でヤクザではないアウトローの事を指す。今日は愚連隊の中でも、伝説的な男、愚連隊の神様とまで言われた、万年東一について書きたいと思います。今ヤクザじゃないワルを世間一般半グレなどと言いますが。

画像:goo.gl/7dQmJG

そんな反社会的な組織とは全く違う、独特な美学とダンディズムを兼ね備えた人物で、敵も多かったが、たくさんの男達を魅了して、その配下に錚々たるメンバーを従えた。アウトローの世界では有名な、ヤクザを引退してから役者になった安藤昇や、新宿の帝王と呼ばれた可能貢もこの万年の子分筋に当たる。そんな不良少年達憧れの的だったのが万年東一である。

安藤昇についてはこちらの記事で、

安藤昇伝説、花形敬も従った愚連隊の王者、この人凄過ぎ!

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万年東一最強愚連隊伝説

喧嘩しまくり、勝ちまくり

万年東一は明治41年に山形県で生まれた、その後一家は東京に引っ越してきた。元々は良家の出で勉強もできたが、喧嘩の腕がめっぽう強く、そして大の喧嘩好き。自宅から新宿に出るまで、目があった不良と喧嘩になるが、その全てを叩きのめした。やがて、東京中の不良を全て倒して、その名は東京中に響き渡った。

この人は異常とも思える程の喧嘩好き、一日に10人の別の人間と喧嘩をして、全員ブチのめしていたのだから、凄いというより一種の病気とも言えるかもしれない。

ヤクザは嫌い、ヤクザにならず用心棒

そんな向かうとろこ敵なしの万年東一だったから、当然ヤクザへのお誘いもあったのだが、全て断った。「ヤクザは汚い」というのが万年東一の言い分で、喧嘩はその場でシロクロつけるもの、ヤクザはやられたら、道具を持ってやり返す、メンツだ金だとややこしい、本当に強い奴はそんな細かい事気にしねーよと、まさに豪傑といった感じの人だった。実際小金井一家の総長から、跡目にしたいと言われたが、あっさりと断っている。仕方なく別の人物を跡目に付けたが、その人の用心棒ならと、万年東一は協力した。

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映画にもなった「爆弾マッチ」との戦い

とうじ新宿の新興勢力だった、山崎松男(爆弾マッチ)と喧嘩になった。マッチは小金井一家に対して、賭場の開帳をようきゅうした。マッチとの対決を決断した万年東一は、爆弾マッチの左手首を切り落とした。(実際に切り落としたのは、舎弟の斎藤光也)その後、事件のせきにんを負って舎弟たちと、警察へ自首した万年達。

万年の出所後、料亭で宴が模様されたが、なんとそこに爆弾マッチが殴り込みをかける。マッチは単身拳銃をたずさえて殴り込みを大胆にもかけた。結果的には、お互い殺しあう事なく互いの根性を認め合い、ごじつ万年とマッチは和解している。

金に執着は全くない

万年東一は愚連隊の頭目であったが、全く金には執着しておらず、殆ど金は持っていなかった。当然暴力世界では、ある程度の地位にいた万年だから、その力を金に変える事など容易い事だが、一切そんな事はしなかった。決まった事務所も持っておらず、喫茶店を事務所がわりに使っていたそうだ。自分をたよって来た者を大切にあつかって、自分も金に困っているのに、金を渡したりしていた。

そのため財布にはいつも数万円しか入っていなかったという。このエピソードは、作家の宮崎学さんが万年東一と交流があり、金に困っていた宮崎さんは、万年の借金の取り立てに行って、300万取り立てた、万年は30万だけ受け取って、後は宮崎さんに渡したんだという、こんなに要らないと、万年に言うが、万年は受け取らなかった。このエピソードを知って、これが任侠道ではないか?と私は思った。任侠道とは、自分の事はおいといて、困っている人、弱い人を助けるのが任侠の精神なのだ。最後に万年東一の名言をツイッターでつぶやいていたからそれを紹介する。

「損を平気でできるのが任侠で、できないのが普通の男だ。平気で損ができるなら、八百屋の親父でも、タクシーの運転手でも任侠だし、できなければ、そんな野郎は、たとえ組長でも任侠じゃない」万年東一

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