映画「恋の罪」の元となった東電OL殺人事件の真犯人は誰だ?

映画「恋と罪」は2011年に公開された、実際に起こった事件をモデルにしている。この映画は水野美紀が主演していて、水野美紀のヘアヌードも冒頭のシーンに登場する事もあり話題になった。

出典:goo.gl/HwoH2H

水野美紀以外には、冨樫真、神楽坂恵、児嶋(アンジャッシュ)などが出演している。児嶋は結構いい演技をしていて、間違っても、「児嶋だよ!」とか言う雰囲気はない。さて、この映画の元になる事件は、東電OL殺人事件をモデルにしていると言われている。

園子温の映画なので、実際の事件を骨組みにして、映画として楽しめる様に構成しているので、全くのノーフィクションという事はなく、骨組みはこの事件になっているが、登場するキャラクターなどはフィクションです。

今日はこの東電OL殺人事件とはどんな事件だったのかをお伝えしたいと思います。

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被害者はエリート女子社員

この事件が話題になった原因は、死体発見現場で死体が携帯していた名刺だった。名刺には、東京電力東京本社 企画部 経済調査室副長という肩書き、被害者は女性で、名前はWさんという。

身長は169センチ、体重44キロ、年齢は39歳。

身長が高い割には体重が少ない、ガリガリ状態。

バーバリーのベージュのコートを着ていて、髪の毛は長かった。

所持品のバッグには、473円とコンドームが28個あった。

死因は絞殺だった。

発見されたのは、1997年3月19日 午後5時半頃、

死亡推定時刻は8日の夜から9日の未明。

死体発見現場は東京都渋谷区円山町の木造二階建てのアパート「喜寿荘」の一階、101号室だった。

ただし、ここはWさんの住居ではなかった。

Wさんはこの部屋で売春を行なっていたのだ。

昼間はキャリアウーマン、そして夜は売春婦という2つの顔を持っていた事から、マスコミが大々的に報じたのです。

事件の名前はOL殺人となっているが、一般的なOLではなく、東電のエリート社員だった。先ほどの名刺にもあったが、役職についている。

何故そんなエリートが売春などするのか?十分なお金を稼いでいるはずの人が、東電の仕事を終えると、街に出て男に声をかけていた。1日4人というノルマを掲げて、そういう事をやっていたというのだ。

何故、わざわざそんな事をする必要がある?という疑問が当然抱かれる。マスコミは、被害者の人を色々調べ面白おかしく書きました。

事件の現場

事件の現場には、取っ手がちぎれたバッグがあり(被害者の物)、複数の体毛が落ちていた。そして、トイレの中に避妊具が残されていた。

犯人は誰だ!

ほどなく警察に逮捕されたのは、ネパール国籍の男性Mさん(当時30歳)何故犯人の名前がイニシャルで、さんと敬称を付けて紹介しているかというと、この人は無実の罪で警察に逮捕され、裁判で無罪になり釈放されたのです。

で真犯人はどうなったかというと、捕まっていません。

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冤罪は何故起きたのか?

Mさんは冤罪で捕まり、15年間自由を奪われていました。当時Mさんはこのアパートの隣のビルの4Fに他のネパール人4人と同居していた。

警察は早くからMさんをマークしていた。

Mさんは自分が勤めているネパール料理店の店長から、事件の現場のアパートの鍵を預かっていた。それは、このアパートのオーナーからこの店長はアパートの管理を頼まれていた、店長はMさんに、事件のあった、喜寿荘の101に部屋を移ってくれないか?と頼んでいて鍵を渡していた。

そんな時、被害者のWさんに声をかけられたのです。ネパール人のMさんはそれまでWさんを買った事があり、以前ホテル代がないからと断ったが、どこでもいいですよとWさんに言われた事があるので、今回喜寿荘の101を被害者のWさんとの行為に使った。そして、使用済みのコンドームを便器に捨てた。

そして、この101の部屋の鍵はかけなかった。また使おうと思ったからだ。

そして、事件は起こった。

遺体に残った体液のDNA鑑定をせず

警察は最初からネパール人のMさんが怪しいとして、犯人と決めつけ逮捕した。現場に落ちていた体毛と、便器に捨ててあったコンドームのDNAがMさんの物と一致したからだ。

しかし警察は、被害者のWさんの体内に残る体液のDNA鑑定を行なっていなかった。そして、体内のDNAと部屋に落ちていたWさんではない別の体毛、コートに付着していた血液、胸に付着していた唾液も Mさんの物ではなかった。

2000年4月 Mさんの無罪が確定した。

この事件を調べると陰謀論がヒットする

被害者のWさんの事を調べると、何故こんなエリートが売春婦などする必要があるんだ?不自然ではないか?という事です。また、東電の役職の立場にありながら、原発を反対する立場を取っていた事から、実は暗殺されたんじゃないか?という事を言う人も多い様です。これについては、全く調べなかったのですが、興味のある方は検索してみてはいかがでしょうか?

最後に

この様な犯罪は犯人逮捕が被害者への供養だと思います。間違って逮捕してしまったのであれば、真犯人を捕まえて、汚名挽回して欲しいと思います。また実際に起こった事件を題材にする映画について、被害者の家族もいるんだから、不謹慎じゃないか?

という意見もあるし、被害者の家族も、もう、そっとしておいてと思っている人もいるかもしれません。ただ、事件を風化させないという、ある一定の役割はあるのではないかと思いました。

では、また!

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