ヒミズ、二階堂ふみ・染谷将太の映画(ネタバレあり)は震災が賛否両論

映画ヒミズは古谷実の漫画作品を実写化した映画、古谷実は「行け!稲中卓球部」というギャグ漫画でデビューした人で、デビュー作が大ヒットし、続く「僕といっしょ」「グリーンヒル」など一貫してギャグ漫画を描いてきた人なんですが、このヒミズの第1巻の帯には、「笑いの時代は終わりました、これより不道徳の時間を始めます」と書かれていて、今まで描いてきたギャグ漫画とは全く違う作品となったのです。

出典:goo.gl/UYj7rk

このタイトルのヒミズの意味は、動物のモグラの仲間、ヒミズに由来します。ヒミズは普通のモグラと比べて前足が小さいので、自分でトンネルを掘って進む事が出来ない。比較的浅い土の中にいる。そして、夜になったら、土の中から出てきて食べ物を漁るという生き物です。

自由度が低く、日の目を見ない者の物語という意味で付けたタイトルかもしれませんね。

稲中などのギャグ漫画と全く違う、暗い、ダークな、そして、バイオレンスな作品です。

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映画「ヒミズ」ネタバレ、ストーリー

ストーリーを説明する前に、映画のデータを簡単に紹介しましょう。

映画「ヒミズ」の概要

タイトル

ヒミズ

※PG12作品

公開日

2014年1月14日

監督

園子温

キャスト

住田祐一・・・染谷将太

主人公の中学生

茶沢景子・・・二階堂ふみ

住田に想いをよせるクラスメイト

夜野正造・・・渡辺哲

住田の営む貸しボート屋の土地にテントを張るオヤジ

住田の父・・・光石研

住田の母・・・渡辺真起子

ヤクザの金子・・・でんでん

スリの常習犯テル彦・・・窪塚洋介

テル彦の女ミキ・・・吉高由里子

など

ストーリー

舞台は2011年の3月11日の東日本大震災が起こってしばらくたった頃の話、中学生の住田祐一は、貸しボート屋を営んでいた。住田の夢は平凡な普通の生活を送る事だった。「俺はここで、ボートを貸して、大きな幸福もないけど、きっと大きな災いもない、俺はそれで大満足なんです」

しかし、蒸発していたダメな父親が突然現れ暴力をふるわれる。父親は度々現れ、金を無心する。そして住田の元にヤクザが現れた。父親の借金600万の回収をするためだ、ヤクザに反発する住田はヤクザにボコボコにされる。そして、一緒に住んでいた母親まで、男と一緒に姿を消してしまう。中学生でありながら、天涯孤独のハードモードになってしまう。

いわゆる天国から地獄に叩き落とされたのです。

そんな時またあの、父親が現れる。暴力を振るい、暴言を吐く父親を住田は石で殴り、殺してしまう。

住田は平凡で普通の人生を送る事を諦め、自分の命を世の中の為に役立てたいと思い始める。そして、悪い奴を殺すために、紙袋に包丁をいれて街を徘徊する。

住田に恋心をよせるクラスメートの茶沢は、そんな住田を必死で救おうとするが茶沢の家族も壊れていた・・。

映画「ヒミズ」の評価

第68回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で、マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を染谷将太(当時19歳)と、二階堂ふみ(当時16歳)が受賞した。ベネチア国際映画祭では、上映会場のサラ・グランデは満席、上映中にすすり泣く声が聞こえた程に、観客から共感を得たという。

審査委員長のダーレン・アロノフスキー監督は2人の演技を絶賛した。

私もこの映画の魅力は染谷将太と二階堂ふみにつきると思います。この映画を見て染谷将太が好きになったし、二階堂ふみが可愛過ぎる。パンチラしながら、ゴロゴロ転がっていくシーンは最高です。

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実はこの映画を見た人の感想は賛否両論

このヒミズは制作中に起こった、3.11東日本大震災が大きく影響している。この映画の原作ヒミズには、東日本大震災は描かれていない。しかし、監督の園子温は製作中、周囲の反対を押し切り、この映画の脚本や設定、キャラクターを大幅に変更し、瓦礫と化した被災地福島で、撮影を行なった。

監督園子温は、「震災が起こった後に、何もなかった様に映画を撮る事は出来ない」と語りました。当初震災が起こる前は、もっとダークな若者の絶望という、日本の世知辛いところを描こうとしたのだが、震災が起こって、震災の前ではそんな絶望を描いたところで・・もっと切実な希望を描きたいと思ったとの事。

結果、瓦礫と化した福島を主人公が歩き彷徨っているシーンなど実際の映像を映画に入れているのだ。その瓦礫のシーンは4回程出てくる。また、ラストシーンも原作とは違う終わり方になっている。

これに対して、

■何故現実で起こった事とフィクションを結びつけるのか?意味がわからない。

■最低の映画、被災者の事を舐めているしか思えない。

■ただ、被災地の映像を映画に入れたかっただけとしか思えない。

などなどです。

なので、この映画は、面白かったと絶賛している人もいれば、最悪とけなしている人もいる映画なのです。

では、このヒミズを見た人の感想を紹介しましょう。

今回は要点だけまとめて紹介します。

映画「ヒミズ」の感想

■とにかく2人の演技が素晴らしかった。

■ラストシーンは感動で泣いた。

■大震災と被災地のシーンは不要、あのシーンがなけれなんとか見れた。

■染谷将太と二階堂ふみのテンションが高すぎで、共感できない。

■染谷将太は演技という概念を超えている。当たり前の様に作品の中に存在している。

■ラストは原作より、好きだ。

■愛のむきだし以来の名作。

■二階堂ふみのパンツが見れるだけで、見る価値がある。

■住田の父親がクズ過ぎる。逆にリアリティがない、あんな父親いるか?

■茶沢さんの家族も異常にする意味ある?で、その後どうなったの?

■住田の母親役の渡辺真起子が最高だった。アバズレ役が似合う。

■園子温の最高傑作、震災を風化させない様に、見る価値がある映画。

■見て一週間経つが、まだ自分の感想がまとまらない、消化できずにいる。

■窪塚洋介最高!

などなど、

以上です。

最後に

この映画は賛否両論ある映画で、細かい部分を見れば、ツッコミ所も結構ある映画です。ただ、今回の映画の感想をリサーチした中で出てくる、染谷将太と二階堂ふみの演技です。私はこの映画はこの2人の演技を見るだけでも価値があると思います。では、また!

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