水泳女子歴代日本人金メダルは以外に少ないんだね
水泳女子日本人金メダリストは誰?
日本人の女子水泳で金メダルを取った選手を紹介します。
今回色々調べてみて、思った事は、
金メダルを取った人の人数が少ないって事です。
世界の壁って厚いんですね。
今まで、オリンピックの女子水泳で、
何らかのメダルを取った事のある選手をざっと挙げてみると、
柴田亜衣 田中聡子 中村真衣 寺川綾
中尾美樹 中村礼子 鈴木聡美 前畑秀子 岩崎恭子
金藤理絵 青木まゆみ 中西悠子 星奈津美
田島寧子 田中雅美 源純夏 中村真衣 大西順子
加藤ゆか 上田春佳
(順番はバラバラです)
という事になります。
さて、この中で金メダルを取った人は誰なんでしょうか。
水泳女子、日本人金メダリスト
今までオリンピックの歴史の中で、
日本人が水泳で金メダルと獲った事があるのは、
たったの5人です。
そんな厳しい水泳の世界で、金メダルを取った事のある、
レジェンドを紹介しましょう。
前畑秀子
出典:goo.gl/PAAtg6
1914年5月20日 〜1995年2月24日
和歌山県出身
競技 200m平泳ぎ
1936年ベルリンオリンピック金メダリスト
その他のオリンピックでも、
1932 年ロサンゼルスオリンピックで銀メダルを取っています。
日本人初の水泳金メダルのレジェンド。
1932年で銀メダルを獲得して、
引退しようと考えていたが、
全国から、「もう一度オリンピックに出て金メダルを取って!」
と続々と賞賛と励ましの便りが届いた。
もう一度オリンピックに挑戦する事を決意した前畑は、
1日に2万メートル泳ぐ、猛特訓の結果。
(25メートルプールを400回往復!)
見事期待に応えてロスオリンピックで金メダルを獲得した。
この試合の時、実況を担当したNHKのアナウンサーの、
「前畑頑張れ!」を20回以上連呼した放送が大変話題になった。
この放送は賛否あって、絶賛する人もいれば、
客観的な実況ではないという意見もあった。
因みにこの実況はレコードになっています。
レコードになっているという事は、
それだけ感動した人が多いという事。
YouTubeにアップされていたので、
今でも聞けますね。
青木まゆみ
出典:goo.gl/4n5Ufj
生年月日:1953年5月1日
熊本県出身
競技 100mバタフライ
1972年ミュンヘンオリンピック金メダリスト
小学六年生まで、泳げなかったので、
近所の川で父親と水泳の練習をし、
25メートル泳げる様になった。
その後練習を続けると、みるみる才能が開花し、
高校卒業の年に出場した、世界選手権で優勝し、
世界記録を叩き出すと、同じ年に行われた、
ミュンヘンオリンピックでも、世界記録を樹立して
金メダルを取得した。
ミュンヘンオリンピックが終わった後は、
教員免許を取得して、兵庫県の公立高校の教師となり、
生徒を指導した。
水泳部の顧問だった時期もあったが、
子供達には水泳を楽しむ様なスタンスで指導した。
引退後はマスコミと距離を置き、
目立った活動はしてこなかった。
岩崎恭子
出典:goo.gl/6od7dZ
生年月日:1978年7月21日
静岡県出身
競技 200m平泳ぎ
1992年 バルセロナオリンピック金メダリスト
日本の全種目のオリンピックの金メダリストの中で、
史上最年少記録を持つ。
金メダルを獲得した年齢は僅か、14歳と6日、
先ほど紹介した、ミュンヘンオリンピックの、青木まゆみ以来、
20年ぶりの快挙に日本中が熱狂した。
また、試合後のコメント、
「今まで生きてきたなかで、一番幸せです」
は、とても有名で、オリンピックの歴史を振り返る番組では、
必ず放送される程。
しかし、彼女が最も輝いたのは、
この大会で、以降はこれ以上の活躍をする事はなかった。
有名になった事で、
ストーカー被害にあったり、嫌がらせの電話がかかってくる様になり、
金メダルを取らなければよかったと思っていた時期もあり、
練習に集中できていなかった。
岩崎恭子は20歳で引退した。
2005年には、写真集「METAMORPHOSES」を出す。
内容はアイドルの様な写真集で、ヌードはない。
2009年には、元ラグビー日本代表の斉藤祐也と結婚して、
2011年3月に長女を出産した。
柴田亜衣
出典:goo.gl/5vvxby
生年月日:1982年5月14日
福岡県出身
競技 800m自由形
2004年 アテネオリンピック金メダリスト
身長 176cmの長身。
女子自由形の金メダルは日本人初となります。
女子水泳の金メダルは、
バルセロナ五輪の岩崎恭子以来、
12年ぶりの快挙となりました。
残念ながら、アテネ以降は腰痛に苦しみ、
成績は振るわなかった。
アテネ五輪の金メダルというプレッシャーも、
相当精神的にキツかったと引退会見でコメントしています。
2008年の12月に現役を引退しました。
現在は、水泳の指導を全国で行う傍で、
水泳の大会の解説などでも活躍しています。
2012年9月一般人と結婚した
金藤理絵
出典:goo.gl/4qxUPz
生年月日: 1988年9月8日
広島県出身
競技 200m平泳ぎ
2016年リオデジャネイロオリンピック金メダリスト
高校時代からインターハイで優勝するなど、
金藤は注目されていました。
金メダルを取る前の、
2008年の北京オリンピックに参加しましたが、
この時は7位に終わりました。
そのオリンピックの翌年に行われた、
日本選手権水泳競技大会、ユニバーシアード、
日本学生選手権水泳競技大会の3大会で日本記録を更新していき、
遂にリオオリンピックで金メダルを獲得しました。
200m平泳ぎのメダルは、岩崎恭子以来の24年ぶりとなりました。
その後、
2017年に東海大学水泳部時代の先輩と結婚し、
2018年3月現役を引退しました。
引退後は水泳を教える指導者となる様です。
最後に
水泳日本女子の金メダリストについてでした。
さて、次のオリンピックでは、金メダリストは誕生するのでしょうか?
楽しみですね。
しかし、水泳の世界は厳しいんですね。
金メダルを取る人は凄いと思いますが、
取った後もプレッシャーで、大変そうですね。
改めて、アスリートを尊敬してしまいました。
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