そして父になるの原作は沖縄であった実話「ねじれた絆」なのか!

「そして父になる」という映画がありますが、

この映画は実話なのか?という事について書きたいと思います。

 

結論から言うと、実際に起こった事件を元に書かれた本から着想を得て、

監督の是枝裕和が脚本を書いたという事になります。

 

 

映画「そして父になる」は福山雅治が主演した映画で、

数々の賞を受賞して大変話題になった映画です。

この映画は、2013年に制作された、是枝裕和の監督作品です。

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画像:http://image.eiga.k-img.com/

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この映画の原作を調べてみると、

昨今の映画は小説や漫画などを原作として、

制作されている事が多いのですが、この作品に関して言えば、

原作となる作品は存在していない様です。

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そして父になるは実話?

この映画の脚本は監督である、是枝裕和が担当しています。

しかし、この作品には同名の原作となる作品は存在しないのですが、

この作品を作るに当たって、

監督の是枝裕和が参考にしたんではないだろうか?

 

と言われている作品が存在するのです。

 

 

その作品は実際に起こった事件の事を描いています。

その事件とは「赤ちゃん取り違え事件」です。

 

 

赤ちゃん取り違え事件とは、その名前のとおり、

産婦人科で同じ日に生まれた赤ん坊を、

その実際に産んだ親とは違う親に渡す事件の事です。

 

高度経済成長の時、世の中は空前のベビーブームだった。

 

ベビーブームとは、皆が結婚して子供がたくさん生まれたという事です。

世の中の景気が良く、たくさんの赤ちゃんが生まれたのです。

 

 

ちょうど今の世の中とは、真逆の世の中で、今は将来の不安から子供を作るのは、

控えておこう、様子を見ようという、消極的な時代なのだが、

この事件が起きた時は、世の中好景気、いわゆるバブルの様な世の中であるから、

どんどん結婚して、子供がたくさん生まれたのです。

 

どこの産婦人科も、妊婦がたくさん押し寄せた。

したがって、そのお世話をする看護婦が、いい加減な対応をして、

生まれた赤ん坊の、その親を間違えるという現在では考えられない、

間違いが起こり、社会でも大きな問題になった様です。

 

これは当時アメリカ施政下の沖縄で実際に起きた事件。

 

そんな事件を取材し本にまとめた、

実録ノンフィクション、ドキュメンタリーが、

「ねじれた絆」

この作品は、奥野修司が25年の歳月をかけて、取材しまとめた、

書物です。

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画像:http://ecx.images-amazon.com/

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この「ねじれた絆」は、2度ドラマ化されました。

(2004年と、2013年に発表されている)

この映画「そして父になる」はこの「ねじれた絆」を参考に作られた映画である事は、

間違いなさそうですね。

ねじれた絆あらすじ

この作品はドラマになっています。

「ねじれた絆 〜赤ちゃん取り違え事件の真実〜」

というタイトルです。

 

どんなストーリーかというと、

ある夫婦の長女で幼稚園に通う6歳の女の子が、

小学校就学時健康診断の血液検査で、

A型と診断された。

 

父親と母親の血液型はO型とB型でした。

この2人からは、絶対にA型の子供は生まれない。

 

病院で取り違えられたのです。

6年間自分の子供と信じて育ててきた娘が他人の子供だった。

という内容で、親子の苦悩を描いています。

原作者奥野修司とは?

この「ねじれた絆」の原作者奥野修司はノンフィクション作家です。

「28年前の「酒鬼薔薇」は今」で賞を受賞し、その後の作品「心にナイフをしのばせて」という高校生首きり事件を取材した作品はベストセラーになっています。

著書一覧

『小沢一郎 覇者の履歴書』(1994・データハウス)
『ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年』(1995・新潮社 2002・文春文庫)
『隠蔽―父と母の〈いじめ〉情報公開戦記』(1997・文藝春秋)
『皇太子誕生』(2001・文藝春秋 2006・講談社文庫)
『ナツコ―沖縄密貿易の女王』(2005・文藝春秋 2007・文春文庫)
『心にナイフをしのばせて』(2006・文藝春秋 2009・文春文庫)
『満足死 寝たきりゼロの思想』(2007・講談社現代新書)
『花粉症は環境問題である』(2008・文春新書)
『それでも、世界一うまい米を作る 危機に備える「俺たちの食糧安保」』(2009・講談社)『放射能に抗う 福島の農業再生に懸ける男たち』(2013・講談社文庫 全面改稿)
『沖縄幻想』(2009・洋泉社、新書y)
『不登校児 再生の島』(2012・文藝春秋)*『再生の島』(2015・文春文庫)
『看取り先生の遺言 がんで安らかな最期を迎えるために』(2013・文藝春秋)のち文庫
『「副作用のない抗がん剤」の誕生 がん治療革命』文藝春秋、2016

そして父になるの感想

感想その1

映画「そして父になる」を見て良かった点はまず文句なしに福山雅治がかっこいい。

演技もさることながら、

こんな夫がいたら結婚後もドキドキしてしまうので はないかと思いました。

 

そして内容的にとてもよかったのが、

取り違えられた夫婦が正反対の経済力やキャラクターであったことです。

 

しゃべり方も考え方も違い、

服装も柄が多めの、どこにでも売っていそうな服装で、

毎回登場するリリーフランキー夫婦に対し、

無地でこざっぱりとしているけれど、

 

洗練されたファッションの福山夫婦という、

とても細かいところまでキャラクター設定ができているところが、

2つの夫婦の差がよく出ていて良かったです。

 

また、子どもたちに接する距離感も2つの夫婦で大きく違い、

貧乏だけど、子どもとの距離が近い夫婦、

裕福だけで子どもと距離がある夫婦。

 

自分が子供であったならどちらに育てられたいのか?

 

リアルに考えて見ていた人は多いのではないでしょうか。

また子どもを交換することで本当の子どもなのに、

うまく距離がとれない葛藤や、

今まで育ててきた子どもに対する気持ちが言葉ではなく、

表情や行動で表現されていたことがとても印象的でした。

 

初めの頃仕事優先で子どもや相手の夫婦のことも考えず、

「2人ともひきとる」と言っていた合理的主義者だった福山が、

少しずつ子どもと距離を縮めるために父親になっていく様子が、

とてもわかりやすくて良かったです。

 

当時妊婦だったので、

子どもを産み育てるというところで、

親になる というところでとても感情移入しました。

また、一番印象に残ったのは、

やはりラストです。誰も初めから完璧なお父さんはおらず、

自分もやっとお父さんとして成長したということを子どもに告白し、

電気屋を営むリリーフランキーの家に2人で戻っていきましたが、

私は結局元通り血のつながりより、

育ててきた繋がりを選んだものと思って解釈していましたが、

この映画を見た知人は結局どちらの子どもも選べないので、

これからもお互いの家をいったりきたりする、という解釈をしていました。

確かに、うちに帰っておいで、とは言っていなかったので、

そうとれなくもないです。

 

私は血を取るのか育てた期間をとるのか、

どちらかしか結末はないと思って見ていたので、

全員まとめて家族となったという結末は斬新でした。

父になるというタイトルですが、

もちろん母としても2人の子どもに対する愛情をどう向けていいのか苦悩し、

夫と共に親になるということを深く考えていると てもリアルなえいがでした。

 

2回ほど見ましたが、見れば見るほど、

1つ1つのシーンが意味のあるシーンであることがわかってくるので、

何度も見たくなる映画です。

 

この映画を見た人の感想 その2

父になるという事はどういう事なのでしょうか

子は親を選べずといいますが

子が親を選ぶ事が出来れば果たしてうちの子供は

うちの子供になってくれたのでしょうか

 

私の子は不妊治療の

顕微授精で授かった子なので母親のお腹から出た時までは、

うちの子供で間違いないと思います

 

そして生まれてすぐ足の裏大きくその場で、

名前を書いてくれましたのでまず間違いなく、

今日まではうちの子であると思っています

 

映画に出てくる二人の取り違えられた母親は、

それぞれに事情があったにせよどれが自分の子供なのか、

見抜く事は本当に不可能なのでしょうか

 

生まれたての子供は確かに似ような顔をしている場合があるが、

どことなく特徴もあり取り違えられても分かるような気がするのは、

私がそのような目にあった事がないからでしょうか

 

もしうちにてる子は我が子でなかったとして、

それを6歳まで知らなかったら

 

私はどちらかと言うと、

リリーフランキーの役のような父親である気がします

経済的な話ではなく子供になにかを求める訳でもなく、

子供の自由に任せっきりのような感じです

 

ですので出来れば子供は自分とはちょっと違う性格になってほしいと期待しています

 

でも自分が出来る事は子供も出来るようになってほしい

 

また福山雅治の演じる父親のジレンマもわらからないではないです

 

出来れば家の事など妻に任せて自分であり続けたい

 

この映画は子供が親に似る事はどういう事なのかも教えてくれました

 

 

うちの子は4ヶ月なので毎日やっている事は、

一体誰のマネなのか見当もつきません

 

突然予期せぬ事をしますし、

私でも妻でも気にしない事を気にして泣いています

 

もう少し大きくなると自我に目覚めるのでしょう

 

自分で勝手に行動を思いつくのはここまでなんだろうと思いました

なぜなら映画に出てくる入れ違いになった二人の子供はいわゆる

そのうちのなってしまっているからです

 

途中の裁判の話や病院の対応や、

意図的に子供を交換した元看護婦の話なども色々と盛り込んで

映画の背景を固めていますのでストーリーとしてはきちんと成り立っていると思います

 

その中でもずっと見ていたのは福山雅治演じる父親の目線です

 

終盤につれ目線を子供の高さに合わせようと思うとしている場面がとても感慨深いです

 

私はまだ父というよりただの父親です

 

戸籍では父と書かれていますが、

父として子を見てはいません

 

父になるにはどういう事なのか

取り違えがあろうがなかろうが

父になっていく心や気持ちをすこし教えてくれた映画だったと思います

そしていつか我が子の父になれればいいなと思いました

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このブログで取り上げた、 実話を元に作られた映画の、実際の事件の内容を紹介しています。 映画化される程有名な事件の内容なので、その内容に驚きです。 映画内容だけではなく、事件の方を詳しく知る事が出来ます。

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