引きこもりの立ち直るきっかけは?大人の男を回復させた解決策とは

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この文章を読む前に一つだけ注意して欲しいのは、

私は引きこもりの専門家でも、

精神科医でもありません。

 

ただ私自身が1年間引きこもりになった事がある経験と、

20年間引きこもった弟の引きこもりを治した、

という経験があるただの一般人です。

 

この記事で紹介するのは、あくまでも私の体験談で、

全ての人に当てはまるとは限りませんので、

参考程度に読んでいただければと思います。

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引きこもりの立ち直るきっかけは?大人の男を回復させた解決策とは

引きこもり

大人の引きこもりの原因は?

まず、私が引きこもった原因をお話しします。

 

私は大学生活を終え会社に就職しましたが思った様な活躍ができず、

転職を繰り返す様になりました。

 

とくに才能もなく、社会に出て何かをやりたいという事もなく、

学校を卒業したから社会に出たという感じの私は、

 

やがてこのまま働いていても成功する事はできないだろう。

先が見えない!

もう無理!となったのです。

 

また実家に住んでいた事もあり甘えもありました。

 

私は仕事を辞め部屋に引きこもりました。

そして、人生をどう進んでいくか一旦立ち止まって考えよう。

そう思っての引きこもりでした。

 

しかし、しばらくすると、

いつの間にか夜中に寝て昼前に起きる。

 

そんな怠惰な生活をしていました。

 

私に対して母親は早く働いて家に金を入れろと、

口うるさく言いましたが、

父親は黙っていました。

 

私が引きこもりになったのは、実は両親の影響が強いと思っています。

母親はせっかちで、子供の頃から私がやる事に世話を焼き、

 

こうじゃない!あーじゃない!

何でも先回りして教える。

また、私が母の意に沿わない事をすると、

なんで、そんな事もできないんだと、よく叱られました。

 

今になったから分かるんですが、

私の母親は私から失敗して学ぶという機会を奪い、

失敗を恐れない心を奪いました。

 

幼少期のトラウマが心に刻まれていたのです。

私は自分に自信が持てない人間に育ち、劣等感の塊でした。

 

そして、父は私に何も言いませんでした。

 

男親があーだこーだ語るのはみっともないと、

そんなタイプの人だったのかもしれません。

 

私は父から子供の頃野球を教わったくらいで、

他に何かを教わった記憶はありません。

 

私は世間という物を殆ど知らず、

何の予備知識もなく、社会に出たのでした。

そして挫折して引きこもったのです。

 

私は引きこもった原因に両親の影響が大きいと言ったのは、

おそらく間違いではないと思います。

 

なぜなら、私の弟も引きこもったからです。

しかも20年間も。

 

この文章を読んで、何でも親に責任をなすりつけるな!

 

という感情になったかもしれません。

実は私もそう思います。

 

引きこもりから脱出して仕事で成功している今だからこそ、

そう思えるのです。

 

しかし、引きこもった時は、そんな強い気持ちはありませんでした。

ただ、このまま仕事を続けていても、また挫折する!

一旦、立ち止まってみよう。

そんな気持ちが引きこもりの始まりだったのです。

引きこもりから立ち直ったきっかけ

私は引きこもり始めて3ヶ月が過ぎた時、自分にかつて夢があった事を思い付いた。

私は昔から絵を描くのが好きで漫画家になりたかった。

 

私は家族に煙たがれながらも数ヶ月かけて漫画を一本書き上げました。

漫画は完成しました。

 

その完成した漫画を見て、私は思いました。

 

これは酷いと!

 

私は自分に才能が無い事を悟りました。

そしてもうこのまま引きこもっていても何も変わらないし奇跡も起きないと悟ったのです。

 

そう思った私は一念発起し再び働き始めました。

どうせなら1番キツそうな仕事をしよう。

 

そう思い飛び込みセールスの仕事を選びました。

そして、どんな辛い事があっても5年間は辞めないと決めました。

 

その後私は20年セールスの仕事を続け鋼の精神力と営業力を身につけ

どんな商品でも売れる様になり成功しました。

引きこもりは精神疾患か?20年引きこもった男

20年引きこもり

私の弟は、20年引きこもりました。大学時代に引きこもりになり、

以来20年働く事なく両親は弟を養いました。

 

私の弟は柔道に打ち込みオリンピックを目指していました。

 

しかし、大学に上がってからは全国から集まる猛者たちに歯が立たず、

天狗の鼻はへし折られ自信を無くしたのでした。

 

両親はどうしていいのか分からず、時には怒り、時にはなだめすかし、

説得しましたが、弟は自分の部屋から出る事はありませんでした。

 

実家に帰った時、私も相当きつく当たりましたが、

効果はありませんでした。

 

母親はどうしていいのか分からず、

精神的な病気かもしれないので病院に行って診てもらったら?

という事で心療内科に行かせましたが、何も問題が無いとの事でした。

 

精神疾患などではなく、

至って健康、何も問題がないと精神科医は太鼓判を押しました。

 

時は流れ父親が亡くなり、更に5年の月日が流れました。

 

もう食事は与えるな、甘やかしているから動かないんだと母に言いましたが、

母は弟の食事を作り続けました。

 

私は母親の甘さが原因だという事は知っていましたが、

あんたの責任だと言うと、どうしていいのか分からなくて、

泣くだけなので、もう何も言わなくなりました。

 

私も弟にあれこれ言うのも気分が悪くなるので、

何も言いませんでした。

 

そして母親に対しては、あんたの子供だ、あの世まで連れて行って面倒みてやれ。

そんな気持ちでした。

 

しかし、そんな引きこもりも終わりを迎えます。

 

引きこもり脱出のきっかけは母親が癌になった事でした。

母は入院しました。

 

この劇的な変化が第一段階でした。

そして、しばらくして私は実家に戻り、

もうこれが最後だという気持ちで弟と話をしました。

 

母は最悪死ぬかもしれない。

 

私は弟と数年ぶりに話をしました。

 

俺はお前の世話をする気は一切ない。

 

母がどうなるか分からないから、このまま何も行動を起こさないなら、

もうこの家を出ていってくれ、その辺の河原の橋の下や、

富士山の樹海にでも行って、自給自足してくれと言いました。

 

そうすると、ぽつりと言いました。

「20年間引きこもっていた人間を誰も雇ってくれないだろう・・」

「面接で今まで何をやっていたのか聞かれるだろ・・」

 

私は言いました。

「そりゃそうだろう、俺が社長だったらお前なんて絶対に雇わない!」

 

「でも何でわざわざ自分の欠点を言う必要がある!

何で私は20年引きこもっていました!

と宣伝する必要がある。

自分がいかに優れているかを何で売り込まない!」

 

そんな事言う必要がない。

お前は頭が硬すぎる!

と弟の考えを根底から崩しました。

 

別に今更、大手企業に就職するわけでもなく、

お前ができる仕事なんて、どうせ日雇いのアルバイト位だろう。

今の世の中、そんな人間は腐るほどいる。

 

そんな人間を雇っている会社が、

いちいち人を吟味していると思うか?

 

別に家の商売を手伝っていただの、マグロ漁船に乗っていただの、

なんとでも言っておけばいいだろう。

 

何でわざわざ20年引きこもっていましたと、

自分の弱みをこちらから出す必要がある?

 

しかも今は人手不足で履歴書無しで雇ってくれる仕事もあるぜ。

と言いました。

 

とにかく今は前に進む事が大切である事を伝えました。

何もしないうちから、先の事を考えて、

細かい事を考えるなと言いました。

 

この話を聞いて、それじゃあ!

履歴を詐称しているじゃないか!

と頭の硬い人は批判するかもしれなが、

そんな事クソ喰らえです。

 

なぜなら、20年引きこもるというのは、

とてもクレイジーな事だからです。

20年ぶりに世間に出る・・・

 

ちょっとした殺人犯の懲役の年数と、

そんなに変わらない期間引きこもっていたのです。

 

そんなクレイジーな状態を普通のやり方で打破できますか?

という事です。

 

 

要は、仕事で誰かに迷惑をかけるとか、

働き出して嘘を付かなければいい。

 

感謝の気持ちを込めて、人の何倍も努力して、

職場のお役に立てばいい。

 

企業側だって自社を良く見せる様に大げさに広告を打ってる企業も多い。

難しく考えるな!

 

と言いました。

 

そして、会社での面接での志望動機を聞かれた場合はこう答えろとか、

戦略を紙に書いて作戦をさずけました。

 

全て世の中自分次第、ダメだと思ったらダメだし、

何とかしなきゃいけないと思ったら自分で考えたり調べたり、

人に聞いたりしていけば、必ず光は見える!

 

何も行動する前から、できないと決めつけるな!

と私は社会で学んだ事を弟に教えました。

 

そして、分からない事があれば、

今の世の中インターネットで調べれば知識を得る事ができる。

 

勉強して自分にしかできないスキルを身につけて、

一生自分で喰っていける様にしろ!

 

引きこもっていた人間は、自分の殻に閉じこもり、

自分で限界を決めているだけだという事を教えました。

 

そんな弟は日雇いのアルバイトからスタートし、

今現在はある会社で契約社員として働いています。

 

結論として引きこもりは、このままやっていても自分でダメだと思い込み、

楽な場所に逃げ込んだ姿です。

 

自分の頭で考える、問題を解決する、諦めない。

そんな気持ちが欠落した人間が陥るものだと私は思います。

 

それは私自身がそうだったからです。

 

本人もダメな事は分かっている、

でも、そう無理だと思っているそんな状態です。

 

その無理という考えを無理じゃないという考え方に変える事で、

解決できたのです。

 

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