クリスマスイブとクリスマスの違い、サンタクロースや靴下の由来、知ってました?
クリスマスの季節がやってきました!
クリスマスとクリスマスイブについて、何が違うのか!
サンタクロースは子供達に玩具を配ってくれる親切なおじいさんなのですが、
一体何者なんでしょうか?
また、靴下を枕元に置いて寝ると、何故か翌日靴下の中にプレゼントが入っている。
何故靴下なのか?
などなど、今日はクリスマスについて書いて行きたいと思います。
クリスマスとクリスマスイブの違い
私の認識では、クリスマスイブはクリスマスの前夜祭的な日で、
本番のクリスマスの前日に、お祝いする日ではないかと思っていた。
しかし、クリスマスイブの方が何だかクリスマスより、盛り上がるんです。
そしてクリスマスの日の夜は、クリスマスも終わりだね~という雰囲気になるので、
クリスマスよりクリスマスイブの方がクリスマスという感じがするのです。
と思って調べてみると、これが結構当たっていた。
実は、クリスマスはキリストの誕生を祝うイベントなのですが、
キリストの生誕を祝い始めた教会というのが、ユダヤ暦を使っていた。
ユダヤ暦は今でも使われていて、イスラエル辺りではユダヤ暦を使っている。
ユダヤ暦に対して西暦がある。
西暦は日本で普通に使われていますね。
で、このユダヤ暦というのは、一日が日没と共に終わる。
なので、日が沈んだらもう次の日なのだ。
従って、ユダヤ暦ではクリスマスイブの夜はもうクリスマスなのだ。
なに~!
という事はクリスマスの夜はもうクリスマスの次の日という事になる。
なので、クリスマスプレゼントは、クリスマスイブの夜に渡すのが正解である。
クリスマスに渡したのであれば、一日遅れで渡す事になるのだ。
なので正式にはクリスマスの夜、サンタクロースがプレゼントを配るのは、
クリスマスイブの夜なのだ。
サンタクロースや靴下の由来について
サンタクロースとは実在した人物なのだろうか?
赤いコスチュームに身を包み、ヒゲを生やして、トナカイの引くソリに乗って、
プレゼントを配る。
そして、何故かそのプレゼントを貰う為に、みんな子供達は靴下を用意している。
何故靴下なのだろうか?
という事で調べてみると、サンタクロースの元となる人物は、
キリスト教のえらいさんのセント・ニコラスという人なのだ。
セント・ニコラス➡サント・ニコラース➡サンタクロース
バンザーイ!
という事らしいのです。
このセント・ニコラスという人が貧しい人の家に施しを与える為に、
金貨の入った袋を窓から投げ入れた。
すると、その金貨が入った袋が、なんと偶然に吊るしてあった靴下に入ったのだ。
これが、プレゼントを靴下に入れる由来となった。
貧しい人に金貨をあげるいい人のセント・ニコラスは、
どんどん出世して、
セント・ニコラスはその後キリスト教のえらいさんになります。
セント・ニコラスの死後、時は流れたが、セント・ニコラスが亡くなった前日に、
(12月5日)修道女達が貧しい家の人々に食事を配る習慣が出来たのです。
この流れが世界中に広まっていき、クリスマスの日にプレゼントを贈る様に、
なったという。
金貨の袋から食事に変わり、現在のプレゼントになったのだ。
元々のクリスマスプレゼントの始まりは、貧しい人に対する、
優しさから始まった様だ。
それが何時からか、子供達にプレゼントを配る様になり、
現在では皆でプレゼントを交換したり、恋人にプレゼントを贈ったりする様になったのだ。
サンタクロースのあの衣装はコカ・コーラが作った?
実はサンタクロースには、皆が思い描く共通のビジュアルは無かった。
時には妖精の姿形をしていたり、小さな鬼の様な絵で描かれる事があった。
その存在は広く知られていたのだが、まさに伝説の人物という感じである。
そして、1880年頃風刺画家のオジサンが、
サンタクロースの住まいは南極にあると、設定しサンタの事を描きます。
それを元に他の画家達も後から色々と設定を付け加えて、
サンタクロースの絵を描いていきます。
すると、赤いずきんに赤い服、
白いヒゲが立派なおじいさんという姿が出来てきました。
そして、最後にハッドン・サンドブロムという画家が、
現在のふくよかで、とても優しそうな、ちょっとポッチャリした、
サンタさんの姿をコカ・コーラの依頼で、
描き、それがコカ・コーラのクリスマスのキャンペーンで、
一気に広がったのです。
人々はその存在を知りながら、しっかりとビジュアルを認識出来ていない、
サンタクロースのその絵を見て、
「これがサンタクロースか!」
という事で一気に浸透して、全世界に広がっていきました。
考えてみれば、バレンタインデーにチョコを配る習慣も、
お菓子会社のキャンペーンが始まりと言うし、クリスマスケーキも、
お菓子メーカーがやり出した事だと言うし、イベントというのは、
様々な業者がお金を儲ける為に仕掛けた、キャンペーンが見事ハマった結果の様ですね。
ただ、夢を形に変えて、それを売って利益を上げているのだから、
一概に単なる金儲けじゃないか!
と批判する事は止めたい。
世の中には単なる金儲けの企業が腐る程あると思うし、
そう言った意味では、一つの文化を作ったともいえる。
また子供には夢を与えている。
誰かに何かをあげるという日は、
自分の事ばかり考えている私の様な人間には、滅多に無い事だから、
敢えて企業のステルスマーケティングに乗っかっているのだ。
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