愛と青春の旅立ちの感想、トラウマを愛の力で乗り切った青年の軌跡

今日は「愛と青春の旅立ち」の感想をお伝えします。

よく聞くタイトルですが、

意外とまだ見た事がない人も多いそうです。

 

というわけで、この映画の感想をこのブログで募集したところ、

感想を送っていただいたので、今日はそれを紹介したいと思います。

 

まだ見た事のない人で、今度見てみようと思っている人は、

ネタバレが含まれているので、注意ください。

スポンサードリンク

スポンサーリンク

愛と青春の旅だちの感想

トラウマを愛の力で乗り切った青年の軌跡「愛と青春の旅立ち」

「愛と青春の旅立ち」が好きです。

なにせ、若き日のリチャード・ギアの爽やかさと、

青春の苦悶、そして愛の本質的意味を問う作品でした。

 

ともすると、

年中崩れそうになる心の拠り所を本質的に問いかける内容になっています。

 

主題歌『愛と青春の旅だち』もアカデミー歌曲賞を受賞しましたが、

未だに名曲として歌い 継がれています。

 

監督:テイラー・ハックフォード。

出演は、リチャード・ギア、デブラ・ウィガー、

リサ・ブラント、リサ・アイルバッハー、ルイス ゴ セットJr.ほかで、

公開日は1982年8月13日。

 

配給はパラマウントピクチャーズでした。

 

主人公ザックの海軍の兵曹だった父は、酒と女が好きな男で、

そんな夫を嘆き母が自殺をしてしまったことが、

彼のトラウマになっています。

 

ザックが、このトラウマを乗り越えていくプロセスがテーマ。

ここに軍隊の問題もからみます。

2015y11m24d_203558114

画像:http://qq4q.biz/pqmT

映画のあらすじは、

シアトルに住む青年ザック・メイヨ(リチャード・ギア)は、

不甲斐ない父(ロバート・ロッジア)と2人暮らし。

ザックは、父の反対を押 し切って海軍士官学校に入学し、

鬼軍曹フォーリー(ルイス・ゴセット・Jr.)のもと、

13週間の過酷な訓練を受けます。

 

訓練開始から数週間後、士官候補 生たちは地元の盛り場へ寄ります。

ここでザックは町工場で働く女性ポーラ(デブラ・ウィンガー)と出会い、

恋に落るのです。

 

ザックは基地内で、新品のブー ツやベルトのバックルを、

訓練生たちに高値で売り付けていましたが、

鬼軍曹フォーリーにバレてしまいます。

 

フォーリーは、成績は良いのですが、

要領よく立ち 回るザックに注意を注き

「戦場でお前のような利己的なやつに誰が命を預けるか?」

と言い放ちます。

その後も、鬼軍曹はザックの不正を嫌い何度もしごきますが、

ザックはなかなか音をあげません。

 

教官は、そのザックの頑固さを不思議に感じていましたが、

最後に「自主退校しろ」と鬼軍曹が迫った時、

叫んだザック の言葉がありました。

 

それは「俺はどこにも行くところが無いんだ」という言葉。

そこには、トラウマに悩む絶望的で孤独な若者がいました。

 

それがジャックの真実の姿で、

ヤケッパッチの利己的な人格の核心だったのです。

 

それは、ザックの生い立ちに由来していました。

 

士官学校の厳しい訓練の描写は、

鬼軍曹のザックに対する父性愛のようなものも表現しているかのようです。

 

戦場では、少なくともリーダーであるべき人の資格は、

命を預けるに値する資質 が、要求されるでしょう。

 

つまり、リーダーは部下の命を預かる訳ですから、

自分のことしか考えな人物では困るということなのです。

 

それでは組織が混乱するし、常に緊急時対応を求められる軍隊で、

部下のことより己を優先する上官では、

部下の命にかかわりるということなのです。

 

常に客観的冷静な判断が求められるということなのでしょう。

 

鬼軍曹は、そのことを士官候補生になる、

ザックに教えようとしたのではないでしょうか。

 

最愛の母親に自死されトラウマを抱えた ザックの心を癒すのには、

それ以上の愛の力が必要です。

結局、曲がった道は徹底的に正させる…

鬼軍曹はザックに父親的愛を与えたことになったのでしょう。

 

映画は、ザックと町工場の娘とのロマンスを描き、

愛の問題も考えさせます。

 

ザックの親友は愛のもつれで挫折し、

自殺してしまうのですが、そうしたプロセスを経て、

ポーラの掛け値なしの愛に気付き、

ザックは自らのトラウマを克服できるのです。

 

思春期に母が自殺してしまうことの衝撃…

 

それが、最後まで人格形成に影響を与えるのかという、

重いテーマを映画は描きます。

 

ポーラの求めない愛も、

ザックにその貴重さを気付かせます。

 

無条件の愛…それがザックの心に染み渡 ります。

 

その献身的な慈悲に近い愛がザックの殺伐とした心を暖めたのでした。

 

こうして、ザックは人の心というのを取り戻し、

他者への理解ができる士官候 補生として、

未来に羽ばたいていくのでした。

 

この映画は、軍隊、及び戦争という苛酷な状況が、

それゆえに正常な心のバランスを保持する人物を必要としているかということを、

監督は、鬼軍曹を通じて伝えたかったのではないかとも推測できます。

 

言い換えれば、現実には、それがいかに難しいテーマかということです。

心のトラウマは、自ら乗り越えなければ先 へは進めない…

未来は得られないということを、

監督はメッセージし若者達にエールとして送ってくれているのではないのでしょうか。

 

現実はもっと苛酷で、ト ラウマから脱却できずに苦しむ人の方が多いでしょう。

それゆえこそ、この映画のメッセージは、

心に残るものとなるはずです。

 

有名なラストシーン、ザックが ポーラを工場から抱きかかえてくるシーンで、

この映画は「青春映画」の名作となりました。

求めない愛が、称えられたのです。この爽やかさが貴重なゆえに、

心が熱くなる映画なのでしょう。

何度も見たくなる大好きな作品です。

(スポンサーリンク)




 

おすすめ記事

おすすめ記事:映画ファイトクラブのネタバレ、ストーリーを解説、一度見たら必ずハマる

おすすめ記事:映画ターミネーターのターミネーターとはどんな意味?全5作あるけど覚えてます?

おすすめ記事:洋画おすすめサスペンス「ヒドゥン・フェイス」マイナーだが面白い!ネタバレもあり