格闘家が喧嘩したら強いのか?ケンカ(実戦)エピソード、ヤクザ、ボクサー、暴漢、をやっつけた話
格闘家が喧嘩したら強いのか?
格闘家が喧嘩したら強いのだろうか?案外弱いんじゃないの?
なんてネットで語っている人がいるみたいですが、本当に強い格闘家が戦った場合、どれ位強いのか?というのを書きたいと思います。
格闘技なんて所詮競技で実際にケンカしたら弱いと思っている人は、
格闘家が素人に殴られたという事件をニュースで見て、弱いと思っているのではないでしょうか?
二つの事件を紹介しましょう。
格闘家が素人に殴られた
桜井速人の事件
人気格闘家桜井速人(30)=茨城県龍ケ崎市若柴町=を殴り、骨折する大けがをさせたとして茨城県警土浦署は29日、傷害容疑で同県つくば市の土木作業員酒寄健一容疑者(33)を逮捕した。容疑を認め「桜井さんが格闘家とは知らなかった」と供述、桜井は「格闘家なので素人に手は出せなかった。逆上させないために殴られるしかなかった」と話している。
調べでは、4月9日午前1時ごろ、茨城県土浦市桜町の路上で、同容疑者が徐行で運転する乗用車が、右側を知人2人と歩いていた桜井のひざに接触。車を止めた後、桜井と目が合ったことに腹を立てた同容疑者が「何見てんだ、この野郎。何だ、その目は」と言いながら、桜井の顔を1回殴った疑い。
桜井は左目の下の骨を折るなど、約1カ月の大けが。桜井は共同通信の取材に「よけたりしても相手を逆上させるだけ。あえて殴られるしかなかった」と語った。
出典:http://sadironman.seesaa.net/article/18569217.html
魔裟斗の事件
新宿署の調べによりますと今日午後5時27分頃、新宿区四谷三丁目の路上で、一緒にいた都内の男性が複数の男性グループと喧嘩になったのを止めに入った際
男性グループから一方的に暴行を受けた模様。調べに対し暴行をした犯人グループの1人は
「ニット帽を目深に被っており魔裟斗さんとは気づかなかった」と供述。
また魔裟斗さんは一方的に暴行を受け続けた理由について
「素手で反撃したら相手が死んでしまうと思い、全く反撃しなかった」
と語っている。
魔裟斗さんは仕事の打ち合わせで知人の男性2人と近くのビルに向かう途中だった。
出典:http://meshiumatome.2chblog.jp/archives/34413385.html
この様なニュースを見て格闘技経験の無い者やケンカをした事ない人達が、
素人にやられるままになっている格闘家は弱いんじゃないか?
なんて言っているのではないでしょうか?
特に魔裟斗の時は、魔裟斗は人間ができている、さすが魔裟斗!
という扱いだったが、桜井速人の時は、素人に負けて、ダセーと言っていた人が結構いたと思う。
あほかと言いたい。桜井速人と魔裟斗は人間ができているからやられるままにしていたのだ。
もし、やってやる!
となった時に、素人が相手だった場合相手は一分も立っていられません。
毎日如何にして相手を倒すかだけを考えている格闘家と感情にまかせて襲い掛かってくる素人では勝負は見えているのである。
そんな戦闘力を持つ格闘家が、実戦で戦ったエピソードを紹介します。
格闘家が実際に素人と戦ったエピソード
グレーシー柔術 ヘンゾ・グレーシー
ヘンゾ・グレーシーは、ニューヨークの街中で男二人に後をつけられている事に気づいた時、その様子をTwitterでツイートしだした。
二人組の男達と戦いになると予想して、「顔がニヤけてくるぜ!」とツイートした。
その後二人組とファイトになり、ボコボコにして一人捕まえ、一人は逃走した。
しかし、その後逃げた男が現場近くに戻ってきたため、捕獲し顔面を殴り3回絞め落とした。
実際の捕まえた相手の写真と、相手を殴って手にできた傷もTwitterにアップしていて、最後は今度は手で殴らないで肘(ひじ)を使おうみたいな終わり方をしている。
ヘンゾ・グレーシーはブラジル出身の格闘家で、若い時はかなり、やんちゃな性格だったんだそうだ。
ブラジルの様な治安が悪い所出身のヘンゾなら、暴漢に襲われても、返り討ちにしても納得できるが、日本人の格闘家が戦ったエピソードは無いのか?
という事で日本人の格闘家が喧嘩したエピソードを紹介します。
ここで紹介する人達は現代の総合格闘技の人達だけではなく、ボクサーや空手家も含まれている。大きな括りで格闘家である。
格闘家がボクサーとケンカしたエピソード
山本キッド徳郁
ボクサーをKO
当時プロボクシングの東洋太平洋チャンピオンだった選手と揉めたキッド、
この人物はボクサーでもかなり素行の悪い人で、現役の時から裏カジノに出入りしていて、逮捕されている。
その後ライセンスを無期限停止処分にされて、その後恐喝でも逮捕されている危険な相手だ。
ただの素人のチンピラではなく、ボクシング経験のある性質の悪い奴だが、
この男とトラブルになったキッドは、ボクサーに頭突きされた事にキレて、
絞め落としたと言われている。
この戦いは素人の相手ではなくプロボクサーが相手であるが、キッドが勝ったとの事。
ガッツ石松 元WBC世界ライト級チャンピオン
画像:http://www.guts-
ishimatsu.com/fighting.jpg
ヤクザ8人をKO
この話は昔から有名で知っている人も多いのではないでしょうか?
弟を助けようとしてヤクザ8人と戦い、8人全員をKOした。池袋事件と呼ばれているらしい。このケンカで一旦ガッツ石松は現行犯逮捕されるが、後に正当防衛で釈放される。
この時のガッツのとった戦法は、狭い場所、ビルとビルの隙間に相手を誘いこんで、ボディーにパンチをぶち込み、倒してから顔面を蹴るという戦い方をとった。全員ガッツのパンチ一発で倒され、倒れた所を蹴り上げるという同じパターンで8人全部を倒してのけた。
倉本成春 脩己會最高師範
画像:http://goo.gl/hqPdRA
極真のチャンピオンに勝利
部位鍛錬と呼ばれる方法で鍛え上げた拳で、レンガや土管を砕き、親指と人差し指で10円玉を曲げるという、昔見た空手バカ一代のリアル版の様な人、極真空手の世界チャンピオンとケンカになり、勝利した。
その相手は後日今度は道場に乗り込んで来たが、そこでも勝利したと言われている。
(二人の戦いは2度戦ったという説もあれば、一度だけだったという説もあるが、二人が戦い倉本氏が勝った事は間違いなさそうだが、この負けたと言われている人も、ヤクザ4~5人にからまれ叩きのめし、止めに入った警察まで倒し、機動隊が出動するという騒ぎを起こした凄い戦闘力の持ち主だ)
その他にも相撲取りとも戦い勝利をおさめた事も伝説として語られている。
鈴木国博 極真空手世界大会チャンピオン
チンピラをKO
建設工と塗装工の男に絡まれ、相手は鉄アレーで後ろから殴りかかって来た。
もし鉄アレーで全力で殴られたら、頭蓋骨骨折の危険がある。
そんな状態で、一人を正拳で倒し、もう一人に前蹴りをみまったのだが、相手は内臓が破裂してしまった。
全くの正当防衛だが、これが傷害事件になり、裁判所は鈴木選手に対して、1500万円の賠償命令を出した。たとえ正当防衛であったとしても、相手がケガをすれば自分が悪くなるのである。
しかし、凄まじい蹴りの威力である。
まとめ
最後の鈴木選手の例を見るかぎり、桜井選手や魔裟斗選手がとった行動は正解ではないでしょうか?もし相手をケガさせてしまった場合、いくら相手が頭のおかしい人だったとしても、加害者になってしまうのだ。
よいこの皆はくれぐれも格闘家にケンカを売らない様にしましょう。
桜井選手や魔裟斗選手の様な優しい人ばかりではないからである。
ケンカに関する記事まとめページ
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