グレート・カブキとケンドーナガサキの違い、喧嘩最強なのがケンドー、東洋の神秘がカブキ
今日はザ・グレートカブキとケンドー・ナガサキについて書きたいと思います。
この二人は、海外のマットで活躍し、全日本プロレスに所属していたという共通点がある。
また日本の文化である歌舞伎と剣道をモチーフにしてる事。
顔にペイントを施(ほどこ)している事からいまいち違いが分からなくて、
日々悩んでいる人が日本に2~3人はいるかもしれないので、
この記事を急遽(きゅうきょ)書いている。
東洋の神秘ザ・グレートカブキ
グレート・カブキは、身長180cm、体重110キロ、連獅子(れんじし)スタイルの時もあれば、鎖帷子(くさりかたびら)の時もある。
入場してリングインすると、ダブルヌンチャクのデモンストレーションを行う。
画像:http://goo.gl/Kybsyk
グレートカブキは、デビュー当時は、正統派のレスリングスタイルだったが、アメリカ遠征中にこのカブキスタイルに変化して、アメリカで大人気となり日本に凱旋(がいせん)して日本でも人気となった。
カブキの得意技
トラースキック
トラースキックとは、空手で言うところの横蹴りである。
自分の横にいる相手に向かって、脚を高く蹴り上げる技、この技をフィニッシュホールドとして使用していた。
アッパー
独特のモーションから繰り出されるカブキのアッパーカット、初めて見た子供の頃、とにかくカッコイイ!と思った。
この動きは、ボクシング?
いや違うな、などとカブキは、格闘技を極めた強い選手なんだなと幻想をいだいた。
毒霧(どくきり)
カブキが相手に攻め込まれ、ピンチになった時、相手の隙をついてカブキの口から発射される緑色の液体、吹きかけられた相手選手は視力を奪われ、カブキの餌食になるのである。
喧嘩最強ケンドー・ナガサキ
ケンドー・ナガサキは身長188cm、体重120キロ、カブキよりも身体が大きい、
元相撲取りであり、相撲時代部屋の親方や先輩力士と仲が悪く、
辞めたあとプロレスの世界に入ってきたのだ。
アメリカでは、カブキともダッグを組んだ事もある。
画像:http://goo.gl/GFe70L
ケンドー・ナガサキと言えば、喧嘩日本一の異名を持ち、セメント、
いわゆる真剣勝負であれば、ナガサキが一番強いと囁かれていた。
かなり高齢になってから格闘技の試合にも参戦している。
カブキ同様、緑色の毒霧を吐く。
カブキがアッパーやトラースキックなどトリッキーな技を使うのに対して、
ケンドー・ナガサキは殴る蹴る、大型の外人レスラー相手にも、一歩も引かず、
ぶつかっていくスタイルで、決して上手くは無いがカブキと真剣勝負で戦った場合、
このケンドー・ナガサキに軍配が上がるのではないだろうか?
しかし、人気の面ではカブキがダントツに勝っている。
ケンドー・ナガサキは実は2代目
ケンドー・ナガサキは実は2代目ケンドー・ナガサキなのだ。
初代ケンドー・ナガサキは日本人ではなく、イギリス人のプロレスラーである。
画像:http://goo.gl/fWRSZR
YouTubeに動画がアップされていたので貼っておきます。
削除された場合は見れなくなりますので、ご了承下さい。
初代ケンドー・ナガサキは日本にも来日して試合をした事がある。
日本に来日した時は、ミスターギロチンを名乗っていた。
初代が初来日した年は1968年頃、二代目ケンドー・ナガサキが誕生したのが、1983年前後、初代がキン肉マンに登場するビックザ武道の様なスタイルで、
二代目のケンドー・ナガサキは落ち武者スタイルである。
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