パリーグとセリーグの違いは何?人気があるのはどっち?

2019年11月21日

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

プロ野球はパリーグとセリーグに分かれています。

パリーグはパシフィックリーグの略で、セリーグはセントラルリーグの略なんですが、

何か違いはあるのでしょうか?

 

今日はセリーグとパリーグでどんな違いがあるのか?

という事と何故二つに分かれているのか?

 

どっちが人気があるのか?

なども調べてみたので紹介しましょう。

スポンサーリンク

パリーグとセリーグの違い

DH制(指名打者)があるのがパリーグ無いのがセリーグ

DH制はピッチャーの代わりに打つ専門の人がいるという制度です。

DH制を敷いているパリーグでは、この制度があるので、

ピッチャーは投げる事に専念でき打席に立たなくていいのです。

 

打つ専門の人は守備に付かなくていいので、打つ事に専念できるのです。

一方セリーグはこの制度がないので、

打つのが苦手なピッチャーであっても打席に立たなくてはいけません。

 

このDH制は賛否両論あって、本来の野球は九人でやるものであり、

打撃が期待できないピッチャーが打席に立つのは当然で、

その九人の選手をいかに動かして勝つかというのが野球の醍醐味であるという物と、

チャンスで投手に打順が回ってきた時、早い回の場合はバント、

 

イニングが進んでいれば代打など選択肢が機械的になって、

戦術の幅が狭くなって面白くないという意見です。

 

これは、どちらにもメリット、デメリットがあるのではないでしょうか?

 

パリーグでは、このDH制は使っても、使わなくてもどちらでも試合が出来ます。

任意だという事です。

 

一度DHを外してしまうと、

その試合はDHを使えないというルールがあります。

 

野球を見る上での違いは、

このDH制があるか無いか位でそれ以外に違いは、

ほとんどありません。

 

では、このパリーグ、セリーグはどの様な経緯で二つに分かれているのか?

というのを調べてみました。

 

新規加入球団の賛成派と反対派で分裂した

もともとプロ野球は1リーグしかありませんでした。(8球団)

戦後プロ野球は日本の娯楽の中心として、大変な人気が出ました。

最初は赤字だった経営もやがて黒字に転じて、

プロ野球の市場に参加したいという球団がどんどんと名乗りをあげました。

 

しかし、戦後から苦労してプロ野球の発展に貢献してきた企業が

「ちょっと、待てや!儲かるのが分かってから参加って!なめとんのか〜!」

と言ったかどうかは分かりませんが、巨人が中心となり反対をしました。

 

賛成派、反対派がちょうど4対4の半々になった為、分裂する事になった。

反対派がセリーグ、賛成派がパリーグです。



パリーグとセリーグどっちが人気があるのか?

一時期パリーグは全く人気がありませんでした。

テレビで見る阪神や巨人の試合なんかは、外野席もびっしり客が入っていて、

熱心なファンは球場に通っていましたが、パリーグは、ガラガラ、

私も子供の頃、阪急ブレーブス(現在のオリックス)

の試合に友達と見に行った事があるのですが、ガラガラでした。

 

子供心にもパリーグは人気がないんだな〜と思ったのを覚えています。

しかし、パリーグも地域密着戦略を始めとする様々な人気を回復する為の戦略が功を奏して人気を盛り返し、

現在ではセリーグもパリーグも余り変わらない人気となっている。

 

具体的な観客動員数がプロ野球の公式ホームページで公開されているので、紹介しましょう。

2016年セリーグ入場者数 13,848,988人

2016年パリーグ入場者数 11,132,526人

チーム別入場者数

セリーグ

東京ヤクルト 1,779,460人

読売  3,004,108人

阪神  2,910,562人

広島東洋  2,157,331人

中日  2,058,381人

横浜DeNA  1,939,146人

パリーグ

福岡ソフトバンク 2,492,983人

北海道日本ハム 2,078,981 人

千葉ロッテ 1,526,932人

埼玉西武 1,618,194人

オリックス 1,794,475人

東北楽天 1,620,961人

 

最後に

今回調べて見て、パリーグもセリーグもDH制があるか無いか位で、余り違いはありませんでした。

しかし、歴史を調べて見ると、パリーグには暗黒時代があり人気は低迷しました。

その後の努力でここまで人気が回復したのだから、たいしたもんですね。

 

また、観客動員数は巨人と阪神が他球団を圧倒していて、

改めてその人気の高さには驚かされますね。

(スポンサーリンク)




 

スポンサーリンク