歴代最強横綱ランキング、大相撲最強力士は誰だ!

長い歴史を持つ大相撲の世界で最強の横綱とは一体誰なのか?私が子供の頃、最強の名を欲しいままにしたのは、ウルフこと千代の富士である。鎧のような鍛え上げた筋肉で相手を投げ飛ばし、まさに敵なし、一つの時代を作ったと言っても過言ではないでしょう。また、その後その千代の富士を破り、千代の富士に引退を決意させた貴乃花。

貴乃花も平成の大横綱と呼ばれ、同時期に活躍した、横綱の曙や、武蔵丸など人間離れした、その身体反則!と言いたくなる怪物と渡り合い優勝は22回、その内全勝優勝は4回という堂々たる成績を納めている。そして現在では、横綱白鵬が優勝の記録を伸ばし、最強の横綱は白鵬では?という声も聞かれる。

更に相撲の歴史は長い、江戸時代から続く競技であるのだから、どの時代にも最強の呼び声が高い横綱が存在するのだ。そんな昔の力士も含めた全力士の中で最強の力士とは誰なのか?という事で今日は歴史に残る大横綱と呼ばれている力士達を紹介しよう。因みに雷電爲右エ門は大関だが、雷電の時代の最高位が大関であるから、当然雷電もランキングに入っている。

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最強横綱候補はこの11人

谷風梶之助(2代)

第4代横綱

身長188㎝、体重160㎏、活躍した時期、1769年4月場所〜1794年11月場所(引退)成績258勝14敗16分16預5無112休、優勝相当成績21回、実質的な初代横綱がこの人、驚異的な勝率と連勝記録を持つ。

谷風の連勝記録は63連勝だが、この連勝は江戸本場所のみの記録、その後の京都本場所、大阪本場所を加えた場合なんと98連勝となる。谷風は強いだけではなく、人間性も抜群で力士の模範とされたとの事だ。横綱の元祖みたいな人なのだ。勝率は.949。※この当時は年2場所制(大正の末期まで)分(引き分け)預(判定が微妙な取り組み)この当時は取り直しは無い。休は相手が休場した場合自分も休みとなる。不戦勝は無い。

谷風の名前は止め名となっている。(止め名とは、野球で言う所の永久欠番の様な物。谷風と言う名前の力士は今後出てこないと言う意味)

雷電爲右エ門

大関

大相撲史上最強力士と呼ばれるのがこの雷電。身長197㎝、172㎏、活躍した時期、1789年7月場所〜1811年2月場所(引退)成績254勝10敗2分14預41休、優勝相当成績28回。

度々最強の力士は雷電だと言われる事が多いのは、その勝率にある。負けたのはわずか10敗のみ、信じられない勝率だ。

雷電の強さに関しては、こんな伝説がある。本当か嘘かは分からないが相手が怪我をする恐れがある為禁じ手があったという話もある。※雷電の禁じ手 「突っ張り」「張り手」「閂(かんぬき)」「鯖折り」大相撲を見ていて、禁じ手があるなんて聞いた事がない。この禁じ手に関しては、そんな物はなかったが、あまりにも雷電が強い事から禁じ手の話が出来たと聞いた事がある。雷電は禁じ手伝説が出来る程強かったのだ。勝率驚異の.962である。

梅ヶ谷藤太郎(初代)

第15代横綱

身長176㎝、体重120㎏、活躍した時期、1871年4月場所〜1885年5月場所、幕内成績116勝6敗18分2預78休、優勝相当成績9回、身体は意外に小さいが怪力無双で連勝記録は58連勝、赤ちゃんの頃から石臼を回し、母親の乳ではなく酒を飲んで育ったという伝説がある。「そんなわけねぇだろ!」というエピソードを持つ。

それだけ怪物的な強さを持っていた。明治天皇の前で伊藤博文が用意したまわしを締めて土俵入りしたエピソードもある。勝率は.951。幕内勝率の.951は雷電に続く第2位。幕内の勝率は谷風よりも上。雷電とも対戦した事がありますが、雷電は雷電でも雷電爲右エ門ではなく、雷電震右衛門と言う雷電の名前を唯一継いだ力士と対戦しました。しかし、2代目雷電は大関から陥落して、名前を変えています。

太刀山峯右エ門

第22代横綱

身長188㎝ 体重150㎏ 活躍した時期、1900年5月場所〜1918年1月場所、成績195勝27敗10分5預73休、優勝9回プラス優勝相当成績2回雷電の再来と呼ばれた力士、超怪力の持ち主で400㎏の砲弾を片手で持ち上げ振り回す程、突き押しが得意でその威力は強烈で二突きと誰も耐えられない事から「四十五日の鉄砲」と恐れられた。

太刀山と立ち会った力士が、太刀山を恐れて土俵から逃げ出した事もある。この時の決まり手は「にらみ出し」である。幕内の勝率は.878だが横綱の昇進してからは.966で負けたのは3のみであり、横綱としての強さは最強ではないか?という声も多い。

この太刀山の時代から優勝制度が始まる。

栃木山守也

第27代横綱

身長172㎝、104㎏、活躍した時期、1911年2月場所〜1925年5月場所、生涯成績197勝26敗7分4預24休、幕内優勝9回、体重身長共に小兵と言っても差し支えない身体であるが、抜群の強さを発揮した力士、出足鋭い押し相撲が最大の特徴、左利きの左ハズ押しが得意技である。104㎏は小さすぎるのでは?

出典:goo.gl/jUr7Nw

と思ってしまうのだが、当時対戦していた力士の半分は90㎏代であり、全体的な割合から見た場合は、中型の選手という位置付けである。衰えて引退したわけではなく、全盛期に引退した為、引退後年寄・春日野として明治神宮例祭奉祝全日本力士選士権大会に出場して優勝、また引退から6年後の全日本相撲選手権でも優勝するなど、その怪力ぶりは健在だった。横綱になってからの勝率は.935、栃木山はレジェンド横綱の一人と言っても間違いないだろう。

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双葉山定次

第35第横綱

身長180㎝、体重135㎏、活躍した時期1927年3月場所〜1945年11月場所、生涯成績348勝116敗33休1分、勝率.750 横綱成績180勝24敗22休勝率.882  双葉山と言えば誰でも知っているのが連勝記録ではないでしょうか?69連勝は現在も破られていない。

優勝回数は12回(年2場所時代)

双葉山は幼い頃受けた右目の傷が原因で、右目は視力がほとんど無い状態で戦っていた。また右手の小指にも若い頃重症を負っている為、左手が異常に発達していて強かったという。不世出の大横綱、または相撲の神様とも呼ばれた力士。

大鵬幸喜

第48代横綱

身長187㎝、体重153㎏、活躍した時期1956年9月場所〜1971年5月場所、生涯成績872勝182敗136休、勝率.827 大鵬と言えば出世の速さと優勝回数ではないでしょうか?新入幕の翌年にはもう横綱になっている。これは異例の速さの出世スピードである。また優勝回数は白鵬が登場するまではダントツの1位で32回という圧倒的な強さを誇った。

また色白で端正な顔立ちをしている為、女性や子供からの人気も抜群だった。あのプロレスで活躍した天龍源一郎も大鵬に稽古をつけてもらっている。「俺の足を1ミリでも動かしたら、一万円やる」と言われ、力一杯ぶつかったのだが、全く動かなかったという伝説がある。

北の湖敏満

第55代横綱

身長179㎝、体重170㎏、活躍した時期1967年1月場所〜1985年1月場所、生涯成績951勝350敗107休、勝率.731、憎たらしい程強いというのは、この北の湖。現役時代は強すぎて不人気だったという力士。横綱成績は670戦156敗107休、勝率.811と、とにかく強いのだが北の湖はその態度がふてぶてしいと言われた。

画像:goo.gl/568pA4

例えば、倒した相手に対して、手を差し伸べる事はしない、「なんだその態度は!冷たいやっちゃな〜!」となってしまうのだが、実は本当は、手を差し伸べるのは相手に対して失礼だという気持ちから、手を貸さなかったのだ。真面目な人なのだ。北の湖が負けるとみんな喜ぶという横綱だったが、それ程強いと言う事だ。横綱在位63場所は第1位。

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千代の富士貢

第58代横綱

身長183㎝、体重126㎏、活躍した時期1970年9月場所〜1991年5月場所、生涯成績1045勝437敗159休 勝率.705 横綱になるまで大変苦労した横綱。脱臼しやすい体質の為、左肩の脱臼に悩まされた。その脱臼を克服する為に壮絶な筋力トレーニングを己に課して筋肉の鎧をまとい見事脱臼を克服した。そのトレーニングはまさに壮絶。

千代の富士と言えば数々の記録があるが、最多連勝記録は53連勝、優勝回数は大鵬に続く第3位、通算勝利数は1045勝この記録は魁皇に続く第2位だ。昭和の大横綱と呼ばれ、全盛期は30歳を過ぎてから、その取り組みは安定していて、無敵の状態がしばらく続いた。引退を決意したのは、1991年5月場所、当時新鋭の貴花田に初日に敗れ、3日目の貴闘力にも完敗、自身の体力に限界を感じ引退した。

千代の富士については、こちらに詳しく書いています。

千代の富士の筋肉トレーニングが凄い!八百長してたって本当?

貴乃花光司

第65代横綱

身長185㎝、体重161㎏、活躍した時期1988年3月場所〜2003年1月場所、生涯成績794勝 262敗201休、勝率.752 最多連勝記録30連勝、平成の大横綱と呼ばれた貴乃花、先輩横綱の千代の富士に引退を決意させた一番は、貴乃花が18歳9ヶ月の時、この金星は最年少記録である。

出典:goo.gl/srhckk

貴乃花と言えば最年少記録、全勝優勝、連続全勝優勝などの最年少記録を打ち立てている。貴乃花は猛稽古で早くから頭角を現し、兄の若乃花と共に、平成初期の相撲の大ブームを起こした。優勝回数は22回、同時代に活躍した曙や武蔵丸といった怪物力士と戦い、怪我や病気に悩まされたが、満身創痍の状態で2001年5月場所、右膝の半月板の損傷の大怪我の状態で強行出場した千秋楽の優勝決定戦で武蔵丸を投げ飛ばして、勝った一番は伝説と言っても過言ではない。

貴乃花については、こちらで詳しく書いています。

貴乃花、曙、武蔵丸を比較、対戦成績、勝率、優勝回数は?

朝青龍明徳

第68代横綱

身長184㎝、体重154㎏、活躍した時期1999年1月場所〜2010年1月場所 生涯成績669勝173敗76休 勝率.795 優勝回数25回、連続優勝7連覇(1位タイ)最多連勝記録35連勝、2005年の成績84勝6敗、年間6場所完全制覇、朝青龍と言えばその強さもそうだが、土俵外でのスキャンダルが原因で相撲を辞めた珍しい横綱。

出典:goo.gl/QSJhDF

旭鷲山と喧嘩して土俵で髷を掴んだり、更に風呂場で喧嘩になり、旭鷲山の車のサイドミラーを破壊したり、高見盛に敗れ休場に追い込まれると、その報復にバックドロップで高見盛の右肩を破壊したり、最後は関東連合のリーダー各の男性に暴行を加え責任を取って引退した。しかし、もし朝青龍が引退せずに現役を続行していたら、とんでもない記録を作ったんではないか?と言う人も多い。

朝青龍に関してはこちらの記事で詳しく書いています。

白鵬と朝青龍はどっちが強いのか比較、対戦成績、勝率、データ比較

白鵬翔

第69代横綱

身長195㎝、体重155㎏、活躍した時期2001年3月場所〜現在も現役の横綱、生涯成績1050勝219敗58休勝率.827 優勝回数39(第1位)通算勝利数1050(第1位)幕内勝星956(第1位)連勝記録63連勝(第2位、1位は双葉山、横綱としては1位)平成の大横綱と言えば、貴乃花、朝青龍、白鵬を指す(朝青龍には疑問があるが・・)

その中でもダントツの実績を残しているのが、この白鵬です。しかも白鵬はまだ現役バリバリの横綱であるので、この記録は塗り替えられて行きます。通算勝利数も現在3位ですが、現在の1位1047勝の魁皇の記録を塗り替えるのも、時間の問題ではないでしょうか?実績だけを見ると白鵬は最強の横綱ではないでしょうか?

ランキング

幕内優勝回数

大相撲の幕内最高優勝力士への表彰制度は1926年1月場所から公式に導入されたが、それ以前に両国国技館が開館した1909年6月場所から新聞社による最高成績力士への優勝額の贈呈が行われていた。これをもって優勝制度のさきがけとされ、優勝回数などはここから数えることが慣例となっている。

1位 白鵬(39回)

2位 大鵬(32回)

3位 千代の富士(31回)

昔の相撲は年に2場所制だったり、優勝という概念がなかった。勝率で言えば、雷電が最強、但し、現在の年6場所制で戦った場合どうなのか?(白鵬は1000勝以上に比べて、雷電は、254勝)とか、昔の力士は今の力士に比べて、小柄な力士が多かったので、大柄の力士は勝ちやすかったのではないか?という疑問もあるが、それはあくまでも、想像でしかないので、分かりません。

したがって、大相撲史上最強力士は白鵬でいいのではないかと思います。

格闘ゲームで最後まで敵を倒したら、隠れキャラで出てくる最強の力士が雷電って感じでしょうか。

通算勝利数 

※2017年7月30日現在の記録

1位 白鵬(1050勝)

2位 魁皇(1047勝)

3位 千代の富士(1045勝)

4位 大潮(964勝)

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最後に

時代ごとにその時を象徴する大横綱が存在する。活躍した時代や環境が違うので、誰が一番強いか?という事を論じるのはナンセンスなのかもしれません。一般的によく聞く意見としては、この横綱はライバルの存在がいなかったので、たくさん勝つ事が出来たであるとか、昔と今では力士の体格が違うので、身体が大きければ昔は簡単に勝てたであるとか、現在の力士の方が実力も進化していて強いという意見が昔からある。

しかし、いかに大横綱と言えども、その時代のその状況の相撲界で同じ実力を発揮出来るかは疑問だ。いかに現在の横綱白鵬と言えども例外ではない。白鵬なんて、力士になる事も出来ずに帰国していた可能性もある。しかし、誰が一番強いのか?という疑問は永遠に尽きる事のない相撲好きのおっさん達のロマンなのだ。

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