貴乃花、曙、武蔵丸を比較、対戦成績、勝率、優勝回数は?
貴乃花、曙、武蔵丸、比較、対戦成績、勝率、優勝回数
貴乃花が横綱で活躍していた頃、そのライバルに曙や武蔵丸といった、
超巨体の力士がいた。
貴乃花はこの力士達の中で一番体が小さいが、とてつもない努力で堂々と渡り合い、
その戦いは伝説と言っても過言ではない。
規格外の超巨体で横綱まで上り詰めた曙、西郷隆盛の様な風貌で、
恐ろしい怪力の持ち主武蔵丸、兄の若乃花と共に、
若貴ブームを作り相撲の一時代を築いた貴乃花。
今日はこの三人の横綱、貴乃花、曙、武蔵丸を比較したいと思います。
体格、成績、勝率、対戦成績など、調べてみました。
貴乃花、曙、武蔵丸を比較
生年月日
貴乃花
1972年8月12日
曙
1969年5月8日
武蔵丸
1971年5月2日
武蔵丸と貴乃花が一歳違いですね。この三人の中では貴乃花が一番若いですね。
曙が一番年長ですね。
第64代横綱 曙太郎
出典:goo.gl/8TPDmm
第65代横綱 貴乃花光司
出典:goo.gl/WByMNL
第67代横綱
出典:goo.gl/Vda5XY
初土俵
貴乃花
1988年3月場所
曙
1988年3月場所
武蔵丸
1989年9月場所
貴乃花と曙が同期、武蔵丸が一年ちょい後輩ですね。
貴乃花や曙の同期の力士の事を「花の六三組」という。
これは、昭和63年の三月場所で初土俵を踏んだ力士、95人のうち、横綱3人、大関1人が出た事からそう呼ばれている。
因みに、貴乃花、曙以外では、横綱になった若乃花、大関になった魁皇などがいます。
体格
貴乃花
身長 185センチ
体重 161キロ
曙
身長 203センチ
体重 233キロ
武蔵丸
身長 192センチ
体重 235キロ
曙デカ過ぎですね。武蔵丸は曙よりも体重が重かったんですね。
曙はデカイが手足が長く細い、それに引きかえ、武蔵丸は全てがガッシリしていて、ナチュラルに強いという印象ですね。
武蔵丸の怪力は有名、テレビ番組で、そのパワーを計測した模様が放送されたが、張り手は、1150キロ、立会いの威力は2トンを超えた。
そんな怪物的な力士を相手にしていた貴乃花は努力で体を大きくしたという印象ですね。こんな化け物みたいに大きい力士と戦ってきた貴乃花は体がボロボロになったというのも納得ですね。
優勝回数
貴乃花
22回
曙
11回
武蔵丸
12回
優勝回数では、貴乃花が圧倒的に多い、貴乃花の幕内の初優勝は、平成4年の1月場所で、優勝した時の年齢が19歳5ヶ月です。
最年少記録としてこの記録はまだ破られていません。最近の相撲を見ていて、10代の力士が優勝するイメージってはっきり言って無いんですが、貴乃花は普通に優勝しています。凄いですね。
勝率
貴乃花
生涯成績 794勝262敗 勝率 7割5分1厘
幕内成績 701勝217敗 勝率 7割6分3厘
曙
生涯成績 654勝232敗 勝率7割3分8厘
幕内成績 566勝198敗 勝率7割4分
武蔵丸
生涯成績 779勝294敗 勝率7割2分6厘
幕内成績 706勝267敗 勝率7割2分5厘
勝率では、貴乃花が一番ですね。曙は引退が早かったんですね。
貴乃花が引退したのが、2003年1月場所、曙が引退したのが2001年1月です。
曙の両膝の故障は限界に近い状態で相撲を取っていたとの事で、引退した2年前に一度引退をしようと思っていたが、師匠に説得されて現役を続行したそうです。
引退した時曙は、8~10勝くらいなら出来るが、優勝争いに加わるのは無理と言って現役を退いた。
貴乃花VS曙の対戦成績は?
幕内の貴乃花と曙の対戦成績は全くのごぶです。
25勝25敗(優勝決定戦も含む)
と全くのごぶなのです。まさに貴乃花と曙はライバルと言ってもいいのではないでしょうか。
貴乃花VS武蔵丸
幕内の貴乃花と武蔵丸の対戦成績は貴乃花の、
29勝19敗(優勝決定戦も含む)
と大きく貴乃花が勝ち越している。これは、初土俵以来、平成8年まで貴乃花の22勝7敗、武蔵丸は貴乃花を苦手としていたが、平成9年以降は武蔵丸の12勝7敗と勝ち越している。
武蔵丸も力をつけてきたんですね。
曙VS武蔵丸
幕内の曙と武蔵丸の対戦成績は曙の、
22勝16敗(優勝決定戦も含む)
曙対武蔵丸の戦いは曙が優っていますね。
最後に
優勝回数や勝率、対戦成績などを比較しましたが、貴乃花>曙>武蔵丸といった感じですね。
ただ、全盛期の時期が武蔵丸が一番後なんで、武蔵丸が一番弱いとは、言えないですね。
優勝回数は、武蔵丸が曙を上回ってますね。
という事でまた!
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