ビーバップハイスクール映画の順番とあらすじ、出演者や見どころとは?
ビーバップハイスクール映画の順番にあらすじ解説
ビーバップハイスクールは私たち世代が中学生の時に流行っていた漫画です。
私立愛徳高校に通う、
中間トオルと加藤ヒロシの高校生活を描いた不良漫画です。
この漫画、流行りましたね〜、
このビーバップハイスクールに影響されて、
改造した制服を来てる奴や、
リーゼントに剃り込み入れてる奴などたくさんいました。
そんな大ヒットした漫画が映画化されました。
今日は映画版ビーバップハイスクールのあらすじや、
ちょっとしたネタバレも紹介したいと思います。
また、公開された順番に古い順に並んでいるので、
どの作品から見ればいいの?と迷わない様になっています。
ビーバップハイスクール映画順番とあらすじ
ビーバップハイスクール(1作目)
公開:1985年12月14日
監督:那須博之
出演者:仲村トオル、清水宏次朗、中山美穂、宮崎ますみ
あらすじ
ビーバップハイスクール第1作目の映画、
私立愛徳高校に通うダブりの不良、中間トオルと加藤ヒロシが主人公、
トオルはストレートのリーゼントに、中ラン、
ヒロシはパーマのリーゼントに短ランがトレードマーク、
同じクラスの、中山美穂演じる、泉今日子を取り合っていた。
新たに入学してきた1年の不良のトップ大前均太郎をサッカーの試合でぶっ飛ばしたり、
対立する立花商業の番長の菊永との抗争など、
恋に喧嘩に忙しい毎日を送っていた。
そんな2人だったが、ある2人の不良と喧嘩になるが、
その不良達は戸塚水産高校に通う生徒だった。
戸塚水産は不良学生の吹き溜まりで、
卒業生のほとんどがヤクザになるという極悪学校だった。
2人は、その戸塚の無線課に通う生徒で、
中村竜雄、通称ヘビ次、
中村虎雄、通称ネコ次という凶暴な兄弟の舎弟だった。
舎弟がやられた事に激怒したヘビ次とネコ次は、
トオルとヒロシを狙い、愛徳と戸塚が戦争になる。
トオルとヒロシを探す戸塚は今日子を拉致する。
出典:goo.gl/bN8U1G
この作品の見どころ
第1作目という事で、
主人公のトオルを演じた仲村トオルはこの作品がデビュー作の為、
演技は下手くそです。
今日子が転校させられる事になり、
電車で旅立つところに、トオルとヒロシが駆けつけるのですが、
その電車の中で座っている、
今日子のデカイサングラスとベレー帽姿は最高です。
伝説となっている、
走っている電車の中での戸塚との乱闘は迫力があります。
トオルの蹴りで電車の開いているドアから外に吹っ飛ばされた、
戸塚の不良が池に落とされ、
もう一人も、トオルとヒロシが二人掛かりで、
窓がから下の池に投げ落とします。
タイミングを間違えたら、確実に死ぬという危険な撮影です。
ビーバップハイスクール 高校与太郎哀歌(2作目)
公開:1986年8月9日
監督:那須博之
出演者:仲村トオル、清水宏次朗、中山美穂、宮崎ますみ
あらすじ
大ヒットしたビーバップハイスクールの続編、
愛徳高校と対立する城東工業はボンタン狩りと称して他校の生徒をボコボコにして、
ボンタンを脱がせて奪っていた。
城東のボンタン狩りを指揮していた、
藤本輝夫(テル)は城東の番長の山田敏光に肩を並べる為に過激さを増していき、
トオルを拉致してトオルのボンタンは狩られてしまう。
山田はヒロシを倒し、ヒロシのボンタンを狩り、
テルにボンタン狩りは辞めろと忠告。
城東にやられて落ち込むトオルとヒロシだったが、
ノブオや均太郎達が奮起し城東のボンタン狩りを始める。
今日子を騙してトオルとヒロシを呼び出したテルと山田だったが、
愛徳のメンバーも乱入して、最後の戦いとなる。
出典:goo.gl/BZhZmA
この作品の見どころ
この作品で、テルを演じた白井光浩の演技が凄い、
その独特なセリフのイントネーションは思わず笑ってしまいます。
このテルの存在感はインパクト絶大で、
ビーバップハイスクールで最も印象に残るキャラクターは?と聞かれて、
テルと答える人が多いのも納得できます。
それ以外には、山田敏光を演じた土岐光明の棒読みのセリフも下手過ぎて、
笑えてしまいます。
特に喫茶店の後ろの席からテルに話しかけるシーンは最高に笑えます。
均太郎も一作目と役者さんが変わってめっちゃデブになっているのも面白いです。
ビーバップハイスクール 高校与太郎行進曲(3作目)
公開:1987年3月21日
監督:那須博之
出演者:仲村トオル、清水宏次朗、宮崎ますみ、五十嵐いずみ
あらすじ
前半は、桜ヶ丘の偏差値番長腹巻鉄也達との抗争、
後半は高校無期停学組との抗争が描かれている。
アメリカに留学した今日子がいなくなりテンションが下がるトオルとヒロシ、
進学校、桜ヶ丘高校、創立以来のワル、腹巻鉄也と揉めた愛徳メンバーだったが、
立花のミノルも巻き込んで大乱闘に発展するが勝利する。
そんなトオルとヒロシだったが、
北高の前川、立花の菊永達といる時に高校を無期停学にされて群れている不良、
須賀良治のグループと揉める事になる。
出典:goo.gl/p2LyhJ
この作品の見どころ
ヒロインの今日子を演じた中山美穂は回想シーンのみ登場し、
留学したという設定になっている。
翔子役の五十嵐いずみも地味な顔なので、
ヒロインとしては役不足です。
今作で登場する立花のナンバー2のミノルを演じたのが、
前回の作品で山田敏光を演じた土岐光明。
原作のミノルにそっくりで、
ミノルを演じる為に生まれてきた様な男です。
桜ヶ丘高校との乱闘で、ミノルも参戦しますが、
トオルとヒロシとの戦いで、線路の上で戦うことになるが、
電車が迫る中ギリギリで電車をかわすミノルがスリリングです。
ビーバップハイスクール 高校与太郎狂騒曲(4作目)
公開:1987年12月12日
監督:那須博之
出演者:仲村トオル、清水宏次朗、宮崎ますみ、五十嵐いずみ
あらすじ
前半は少女隊が演じる中学生達とのからみと、
トオルが真面目な男に変装して、
女の子達と遊びに行く軽いエピソードから始まる。
偶然ヒロシは女子大生まゆみと知り合いになるが、
2人でいるところに、城東工業を退学になった、柴田と西がからんでくる。
トオルも巻き込み、柴田と西達と抗争になる。
柴田に狙いを定め柴田をボコボコにしたトオルとヒロシだが、
歯を折られた柴田は復讐する為に、トオルとヒロシを付け狙う。
出典:goo.gl/QQzbgL
この作品の見どころ
この作品ではマドンナとして、女子大のまゆみ(柏原芳恵)が登場します。
三原山順子役の宮崎ますみ、如月翔子役の五十嵐いずみも登場しますが、
ヒロインとしてのパワーはありません。
また、前半部分で登場する、
中学生トリオ、里子、百合、エミをアイドルグループ少女隊の、
トモ、レイコ、ミホが演じ花を添えました。
最後の柴田と西のバトルで、
捕まったヒロシの救出に馬に乗って助けに来るトオル。
そして、更にそこから、まさかのアニメになって、
丘から飛んで来るというぶっ飛んだ展開は、
伝説と言っても過言ではない。
ビーバップハイスクール 高校与太郎音頭(5作目)
公開:1988年8月6日
監督:那須博之
出演者:仲村トオル、清水宏次朗、宮崎ますみ、立花理佐
あらすじ
相棒のヒロシが検挙され勾留中で1人残された、
愛徳の不良学生トオルは、北高の2年の生徒と揉める。
北高のトップの前川とは友達だったため、
揉めるつもりはなかったトオルだったが、
北高の2年工藤達は、前川の支配に不満を持っていて、
立花や愛徳の生徒を巻き込んで、全面戦争に持って行こうとする。
前川とトオルは戦争にならない様に話し合いをするが、
工藤達北高の2年は、愛徳をどんどん追い込んでいき、
避けられない戦争になる。
出典:goo.gl/x7me7z
この作品の見どころ
この作品には、ヒロシは登場しない、
これは清水宏次朗がコンサートツアーのスケジュールの関係で、
撮影に参加できなかったからだ。
今回の物語は原作の北高との抗争を描いているのですが、
原作のハイライトシーンは映画前半で描かれていて、
一旦工藤達にトオルは原作と同じ流れで勝利するが、
それでも、工藤達は諦めず戦争を仕掛けてくる。
また、今回前回敵だった、
退学組の柴田と西が仲間に加わりトオルと一緒に戦う。
以前敵だった相手が、
仲間に加わるという少年漫画的な要素も加わっています。
後半の抗争は映画オリジナルですが、
前半部分はかなり原作を忠実に再現しています。
ビーバップハイスクール 高校与太郎完結篇(6作目)
公開:1988年12月17日
監督:那須博之
出演者:仲村トオル、清水宏次朗、宮崎ますみ、立花理佐
あらすじ
自分の中学校の後輩カブの喧嘩に介入した均太郎、
そこに立花の菊永も現れた、
カブの喧嘩相手のリョウは菊永と親しかった事から、
菊永はリョウに相手に均太郎が付くなら、
立花の菊永が付くから、カブ達をブチのめせと喧嘩を煽る。
立花の番長の菊永と均太郎では役者が違う、
すっかり意気消沈のカブ達、当然均太郎も菊永にかなうわけがない。
後輩の前で恥をかかされた均太郎だった。
後日翔子に連れられて、トオルの元を訪れたカブは、
トオルに喧嘩の助っ人を依頼する。
トオルは翔子にいいところを見せる為に、
愛徳がカブの後ろ盾になる事を約束して、
均太郎に喧嘩の指揮を取る様に命令する。
愛徳と立花の喧嘩をみんなの前で宣言するトオルだったが、
ヒロシは喧嘩に反対する。
出典:goo.gl/QcwxAR
この作品の見どころ
ノブオにナンパをさせてヒロシが女をゲットし、
後日振られる話や、立花との戦争など、
かなり原作を忠実に再現している。
初期の作品はかなり映画のオリジナリティがあったが、
セリフもほとんど漫画のセリフそのまま採用している。
キャラクターでは、
ホラ吹きの丸野を演じた我王銀次が赤井英和に似ているのと、
川端純をこの作品では的場浩司が演じています。
的場浩司の登場はこの完結編のみです。
前半ヒロシとの絡みや、立花との喧嘩などで純の活躍がありますが、
なかなかの存在感を放っています。
最後の乱闘は、ヒロシがパラシュートで登場するなど、
相変わらずなめちゃくちゃな乱闘で、作品の歴史に幕を閉じました。
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