ミドル級史上最強ボクサーは誰だ!?最強王者の歴史
村田諒太選手が念願のミドル級の世界チャンピオンになりましたが、
長いボクシングの歴史の中で、
ミドル級最強のボクサーとは誰なのか?
という疑問が湧いたので、
色々調べてみました。
ミドル級は最も層が厚く、
チャンピオンになるのが困難な階級と言われています。
ましてや、日本人には絶対不可能と言われた言われた階級でしたが、
竹原慎二が初めてチャンピオンになり、
2017年の10月に村田諒太がチャンピオンになったわけです。
(その後負けたけど)
そんな最も層が厚いと言われる階級で誰が一番強いのか?
最強と言われている選手達を紹介したいと思います。
ミドル級史上最強ボクサーは誰だ?
ミドル級歴代最強ボクサー候補
シュガー・レイ・ロビンソン
生年月日:1921年5月3日
通称:オールタイム・パウンド・フォー・パウンド、拳聖
身長:180㎝
リーチ:184㎝
175勝 19敗 6分 109KO KO率62.2%
タイトル
NBA(WBA)世界バンタム級王者
NBA(WBA)世界ミドル級王者5度獲得
シュガー・レイ・ロビンソンは、
ボクシング界のレジェンドボクサーです。
ボクシングや格闘技でよく使われる言葉に、
「パウンド・フォー・パウンド」というものがあります。
これは、階級制のある格闘技において、
体重差がない状態で、全階級のファイターの中で、
最も優れた選手は誰かという概念です。
80年代では、マイクタ・イソン、
現在では、マニー・パッキャオ、
フロイド・メイウェザー・ジュニアなどの名前が上がりますが、
この言葉は、もともと、
シュガー・レイ・ロビンソンの強さを讃える為に作られた言葉です。
モハメド・アリやシュガー・レイ・レナードに、
影響を与えたボクシングスタイルを持ち、
次々と強豪選手と戦い、ことごとく打ち破ってきたレジェンドボクサーです。
黄金のミドル級時代「拳聖 シュガー・レイ・ロビンソン…」https://t.co/1ZOTfK0azH pic.twitter.com/Z2HnhvX3LW
— 村田諒太公認サイトI’m Ready (@murataboxing) 2017年4月2日
カルロス・モンソン
生年月日:1942年8月7日
通称:Escopeta
身長:181㎝
リーチ:190㎝
89勝 3敗 9分 69KO KO率 77.5%
タイトル
WBA世界ミドル級王者 防衛14度
WBC世界ミドル級王者 防衛9度
カルロス・モンソンは元WBA、WBCの統一王者です。
無尽蔵のスタミナとタフネスで、
世界タイトルを14回防衛しました。
14回目の防衛戦で勝利したあと、
「もうリングの中で証明するものは何もない」と言い、
統一王者のまま引退した伝説のチャンピオンです。
右のストレートはライフルと呼ばれていたのですが、
それほどの強打者でもなく、単調な動きで、
試合の動画などを見ると、とても伝説のチャンピオンの動きには見えない、
一見したら、大した事ない様に見えるのですが、
モンソンには誰も勝つ事が出来なかった。
BOX中量級がやはりオモロイ。ミドル級オールタイム1位だれか。カルロスモンソン~マーヴィンヘイグラー~ゴロフキン?15Rと12Rのいまと比較は難しいです。しかしモンソン推したい。派手でヤバくてロックな渡世人でした。ボクサー、俳優、殺人犯。THE LAST ROUND必見 pic.twitter.com/aPmprRiBap
— Spanish Moon (@RockSpanishMoon) 2017年4月17日
マービン・ハグラー
生年月日:1954年5月23日
通称:マーベラス
身長:177㎝
リーチ:191㎝
62勝 3敗 2分け 52KO KO率83.8%
タイトル
WBA世界ミドル級王者 12回防衛
WBC世界ミドル級王者 12回防衛
IBF世界ミドル級王者 5回防衛
スキンヘッドと鍛え抜かれた筋肉質なボディが印象的なハグラーは、
トーマス・ハーンズ、ロベルト・デュラン、
シュガー・レイ・レナードらと共に、
80年代中量級の黄金期を作った選手です。
ミドル級の統一王者として12回防衛に成功、
鉄壁のガードと打たれ強さを持ち、
抜群の試合運び、そして強打と非の打ち所がない印象から、
「ミスターパーフェクト」と呼ばれた。
ハグラーはチャンピオンになっても、
派手な生活や言動は好まず、
時間があれば練習するというストイックな男でした。
ハグラーこそが、ミドル級史上最強のチャンピオンだと、
言っているボクシングファンは多い。
『自信がなければリングでは勝てない。自信がない、という時点で、そのファイターは敗者だ。人生も同じだろう。』マービン・ハグラー pic.twitter.com/8MP6ESZ6
— PFP1 (@yossa0813) 2012年2月23日
バーナード・ホプキンス
生年月日:1965年1月15日
通称:死刑執行人・宇宙人
身長:185㎝
リーチ:191Kg
55勝 8敗 2分 2無効試合 32KO KO率58.1%
タイトル
WBA世界ミドル級王者 6回防衛
WBC世界ミドル級王者 7回防衛
IBF世界ミドル級王者 20回防衛
WBO世界ミドル級王者 1回防衛
その他、WBC WBA IBFライトヘビー級王者
2001年の9月にWBA WBC IBFの統一チャンピオンになり、
その後、2004年9月にオスカー・デ・ラ・ホーヤを破りWBOのタイトルも奪取し、
史上初めて、主要4団体のタイトルを統一した。
デラホーヤに放った強烈なボディ、
デラホーヤは苦痛に顔を歪めて転げ回っていたのが印象的です。
また、2014年の4月に、
49歳3ヶ月でWBA世界ライトヘビー級スーパー王者を獲得して、
最年長王者獲得記録を持っています。
因みにホプキンスの前は、ジョージフォアマンが、
45歳9ヶ月という記録を持っていましたが、
ホプキンスはフォアマンの記録を大きく塗り替えています。
試合運びがとても上手で、相手の持ち味を消してしまう、
老獪なテクニックを持っている選手です。
バーナード・ホプキンス
あと2ヶ月で52歳になるっちゅうのにタイトルマッチ戦って…凄すぎ! pic.twitter.com/moTF8rozC3— マ~ヨン@ストーブ点けたら負け! (@mayoraa) 2017年2月6日
ロイ・ジョーンズ・ジュニア
生年月日:1969年1月16日
通称:ジュニア
身長:180㎝
リーチ:188㎝
63勝 9敗 46KO KO率73%
タイトル
IBF世界ミドル級王者 防衛1回
IBF世界スーパーミドル級王者 防衛5回
その他、WBC WBA IBFライトヘビー級王者、
WBA世界ライトヘビー級スーパー王者、WBA世界ヘビー級王者
ミドル級出身のボクサーで、
ヘビー級のチャンピオンになった史上2人目の選手、
ミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級、
そしてヘビー級と四階級を制覇した。
桁外れの身体能力から繰り出される、
圧倒的なスピードを持つパンチ、
腕を後ろに回して、相手のラッシュをかわすといった、
防御力を持っている。
試合を見た印象は、
とにかくスピードが早いという事、
ライトヘビー級の時でも、ミニマム級の選手より、
動きが早いと言われていた程です。
長年に渡り、パウンドフォーパウンド最強と言われていた選手。
出典:goo.gl/D943Tf
ゲンナジー・ゴロフキン
生年月日:1982年4月8日
通称:GGG(トリプルジー)
身長:179㎝
リーチ:178㎝
38勝 1敗 1分 33KO KO率 89.1%
タイトル
WBA世界ミドル級王者 防衛18回
WBC世界ミドル級王者 防衛7回
IBF世界ミドル級王者 防衛4回
今日のゴロフキンは戦士としての魅力を感じた。
どれだけハードパンチを受けても衰えるどころかむしろ凄みを増す闘志。
12R前へ進み続けるファイターとして本来あるべき姿を見しっかりと見せてくれた。
彼こそが勝ち続けても変わらぬその姿。まさに本当のボクサーだと私は思った。 pic.twitter.com/qH8E6tuJwd
— アミアコーン (@May070809) 2017年9月17日
KO率80%を超える、とにかくパンチの破壊力がハンパない選手です。
今ミドル級で最も強いと言われている選手、
プロとアマを通じて、
ノックアウトやストップによる負けは一度もありません。
村田諒太は2014年当時ミドル級の13位だった時、
ゴロフキンのキャンプに参加した事がある、
そして、その時ゴロフキンとスパーリングも行なっている。
その時村田は、「ゴロフキンのパンチは、
今までに体験した事がない、硬さだった」と語り、
その他、強弱や、角度、内、外の打ち分け、
ディフェンス、全てにおいて、凄いと語っている。
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