相撲の階級、入門から横綱になるまで、待遇やお金など全然違う!

相撲には、大関や横綱というものがありますが、この相撲の階級について今日はお伝えしたいと思います。相撲の世界に入ったら、当然最高の地位である横綱をみんな目指すと思いますが、実際に相撲の世界に入った場合、どの様な道のりで、横綱になれるのか?

という疑問が湧いたので、相撲部屋に入ったところから、横綱までの道のりを書いていきたいと思います。

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相撲の階級入門から横綱になるまで

まず、全体を知っていただくため、相撲における地位、階級をお伝えします。一番上は、大相撲の階級において、一番地位の高い横綱です。

大関や横綱への昇進はある程度決まっているのですが、それより下の地位の場合、成績だけではなく、他の力士との兼ね合いもかなり番付に影響する様です。

自分より上の力士が皆んな成績が良かった場合、自分が好成績を上げても、皆んな良かったら上に行く事が出来ませんが、自分だけ良くて、上の人が軒並み成績が悪いと、昇進しやすくなるという事ですね。昇進する枠にも定員があるんですね。

出典:goo.gl/WKWxWS

1.横綱(よこずな)

 ↑

2.大関(おおぜき)

3関脇(せきわけ)

 ↑

4.小結(こむすび)

 ↑

5.前頭(まえがしら)※平幕

 ↑

6.十両(じゅうりょう)

 ↑

7.幕下(まくした)

 ↑

8.三段目(さんだんめ)

 ↑

9.序二段(じょにだん)

 ↑

10.序の口(じょのくち)

という事で、序の口という地位が一番下という事になるのですが、実は序の口の下っていうのも、あります。大相撲を志した若者が、どの様な順番で出世していくのかをお伝えします。

そもそもどうやって相撲の世界に入るのか?

相撲の世界に入るには、まず相撲部屋に入門するのが第一歩となります。相撲部屋のホームページを見てみると、「随時新弟子募集」と書かれてあります。自分からお相撲さんになりたい場合は、まず相撲部屋に弟子として入門する必要があるんですね。

まず、相撲部屋に見学に行って、この部屋に入りたいとなれば、入門という流れの様です。また、それ以外ではスカウトというのもある様です。

以前テレビで見た事があるのですが、相撲の親方が体格のいい、中学生などに、声をかけたりする事もある様ですし、相撲部屋の後援会などの紹介が縁で入門という事もある様です。

相撲部屋に新弟子として入門できたら、見習いとして、修行が始まります。

新弟子検査

まず、力士になるためには、新弟子検査をクリアする必要があります。新弟子検査をパスする為には、以下の条件をクリアしている必要があります。

主な新弟子検査基準

1.義務教育が終了している

2.一般の場合は23歳未満、社会人や大学、アマチュアの大会などで、一定の成績を残している人は25歳未満

3.身長167㎝以上、体重67kg以上

※三月場所新弟子検査受験者で中学校卒業見込みの場合は、165㎝以上、体重65kg以上

新弟子検査と言えば、思い出すのが、頭にシリコンを入れて身長を伸ばした舞の海ですね。とにかく、この審査をクリアすれば、力士として登録されるのです。

相撲教習所

晴れて力士になれたら、今度は両国国技館にある相撲教習所に通わなければいけません。この相撲教習所に通う期間は半年間です。この半年間で、力士達は、実技の他、相撲の歴史や一般常識、書道、相撲甚句などを学びます。

相撲教習所のお話をしましたが、それと並行して、入門した力士達は、前相撲という物を行います。

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前相撲

前相撲は、まだ番付に乗る前の新人の力士達が、序の口の取り組み前に行う相撲の事です。時間は8時25分頃から行われます。3日目から5日目頃まで行われていて、(春場所は2日目から11日目ごろ)先に3勝した力士が抜けていきます。※春場所は人数が多いので、他の場所より長い

ただし、1勝も出来ないからと言って、序の口になれないわけではなく、1回も勝てなくても、次の場所は序の口に昇進できます。

8日目の三段目の取り組みの途中に出世披露というものが行われます。前相撲に出た力士はここでお披露目されます。

序の口

序の口は前相撲で出世した力士の事です。序の口になれば初めて番付に名前が載る事になります。しかし、その名前はめちゃくちゃ小さいです。15日間の場所中に7番相撲を取ります。格好は浴衣に裸足の下駄です。序の口の1つ上、序二段も同じです。修行中の身ですから、稽古以外に部屋の雑用もします。

序の口の給料

月給

0円

序の口には給料がありません。その代わり、部屋に住み込みしますので、衣食住は保証されています。

場所手当

70,000円

大相撲は年に6回奇数月に本場所があります、本場所がある月は手当として7万円貰えます。

奨励金

勝星

1勝につき1,500円

勝越星

1勝につき3,500円

7勝全勝した場合、70.000円(本場所手当)+10,500円(勝星)+14,000円(勝越星)=94,500円

序の口優勝賞金

100,000円

序の口で全勝優勝した場合、194,500円入って来るという計算になります。当然この金額を手にできるのは、序の口力士でもただ1人です。

序二段

序の口で勝ち越せばすぐに序二段に上がります。場合によっては、負け越しても序二段に上がる場合もあります。序二段は少しの勝ち星で、大きく番付が変化する事があるそうです。

また、入れ代わりが激しいので、通常の昇降格が当てはまらず、三段目以下は1つの勝ち越しや負け越しだけで、大きく立場が変わる場合があります。

序二段は15日間の間に7番相撲を取ります。

序二段の給料

月給

0円

場所手当

80,000円

奨励金

勝星

1勝につき1500円

序の口と同じ額ですね。

勝越星

1勝につき3,500円

これも序の口と同じ額

7勝全勝優勝した場合

80,000円(本場所手当)+10,500円(勝星)+14,000円(勝越星)=104,500円

序二段優勝賞金

200,000円

優勝賞金は序の口の倍の金額

全勝優勝した場合、30,4500円

三段目

三段目は序二段の上位に位置する位です。三段目の上が幕下になります。三段目の名称は番付表の三段目に力士の名前が書いてあるから、三段目となりました。三段目から、序二段以下とは少し違うところが出てきます。

三段目は15日間の場所中に序の口、序二段と同じ様に7日間相撲を取ります。

定員

東西100名ずつ合わせて200名と定員が決まっています。ただし、幕下付け出しと言って、学生相撲などで実績がすでにある力士はこの定員に含まれていません。

身なり

雪駄が履ける様になります。また、浴衣から着物にランクアップします。

お相撲さんは地位が上がれば、だんだん身なりも立派になっていくんですね。

三段目の給料

月給

0円

相変わらず給料はないですね。

場所手当

100,000円

奨励金

勝星

1勝につき2,000円

500円アップしましたね。

勝越星

1勝につき4500円

7戦全勝した場合

100,000円(本場所手当)+14,000円(勝星)+18,000円(勝越星)=132,000円

三段目優勝賞金

300,000円

全勝優勝した場合、432,000円

ようやくまともな金額になりましたね。ただし、場所は2ヶ月に一回ですから、それでも少ないですね。

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幕下

幕下は十両の下に位置する地位の力士です。幕下の名称は昔十両が無かった時代に、幕内のすぐ下の階級だったために、幕下と呼ばれています。

相撲の世界で一人前として扱われるのが、十両からです。十両から関取と呼ばれます。なので、幕下はこれから関取になろうとしている、競争の激しい地位にある人達です。

ただし、幕下から待遇が少し良くなります。

着るものは浴衣ですが冬場のコートが許され、帯も博多帯になります。

髪型は基本チョンマゲなのですが、十両と対戦する時だけ、大銀杏になります。

幕下は15日の間に7番相撲を取ります。

定員

定員は東西で60人ずつで計120人です。

幕下の給料

月給

0円

場所手当

150,000円

奨励金

勝星

1勝につき2,500円

勝越星

1勝につき6000円

7番全勝した場合

150,000円(場所手当)+17,500円(勝星奨励金)+24,000円(勝越金)=191,500円

幕下優勝賞金

500000円

全勝優勝した場合、691,500円

十両

十両から一気に待遇が変わります。収入面、待遇面が今までと全く違います。十両になってようやく、一人前の力士として扱われます。

十両からは給料ももらえるし、今まで1場所7番しか取っていなかった相撲も15日間取ります。そして、大銀杏を結う事が許されたり、個室を与えられたりします。ちゃんこも作らなくてよくなるんですね。タクシーにも乗れます。

定員

28名

十両の給料

月給

1,036,000円

ここから月給が発生します。百万越えです。ここから一気に跳ね上がりますね。熱いですね。みんなまずここを目指すんですね。月給が発生する代わりに、場所手当が無くなります。

力士報奨金

月給とは別にボーナスを場所ごとに貰う事ができます。これが、力士報奨金です。この力士報奨金は成績によって金額が変わります。例えば、勝ち越せば+何円とか、優勝した場合は、+何円とかという具合です。ここに記載している額は地位によって決まっている最低の金額。この金額の4000倍が支払われます。

十両最低報奨金40円×4000=160,000円

十両優勝賞金

2,000,000円

前頭

前頭(まえがしら)は幕内力士の中でも、横綱、大関、三役など、役に付いていない力士の事を指します。なので、平幕(ひらまく)の力士という言い方もします。貰えるお金は更に増えます、取り組みに懸賞金がかけられる事もありますし、また横綱に勝てば、金星が貰えます。

平幕から小結に昇進するには、大関や横綱と違って、厳格に決められてるわけではありません。先場所の成績を元に成績上位2名が関脇、その次の2名が小結となるのですが、他の力士との兼ね合いで、成績を上げても昇進出来ない場合もあります。

前頭の給料

月給

1,309,000円

力士褒賞金

前頭最低報奨金60円×4000=240,000円

横綱に勝った場合、10円プラスされます。

三賞賞金

三賞は、殊勲賞(しゅくんしょう)敢闘賞(かんとうしょう)技能賞(ぎのうしょう)の事です。賞金は各賞それぞれ200万円です。ダブル受賞やトリプル受賞も可能です。三賞全て貰った場合は、一撃600万です。デカイ!

因みにこの三賞は、平幕と小結、関脇が貰えます。しかし、必ず誰かが貰えるのではなく、該当者がいない場合は貰えません。

優勝賞金

10,000,000円

小結と関脇

小結、関脇、大関を三役と言います。小結より、関脇の方が地位は上なのですが、待遇面では、小結と関脇は同じです。番付の順番が関脇の方が上なんですね。大関への昇進基準ですが、3場所連続で、小結、関脇の地位にいて、33勝以上が条件と言われています。

小結と関脇の給料

月給

1,693,000円

本場所特別手当

50,000円

平幕の力士と違うのが、この本場所特別手当ですね。三役以上から貰えます。

力士褒賞金

小結、前頭最低報奨金60円×4000=240,000円

三賞賞金

受賞すれば、殊勲賞、敢闘賞、技能賞それぞれ、2,000,000円

優勝賞金

10,000,000円

大関

横綱に次ぐ地位にある大関は東西に必ずそれぞれ1名以上置かなければなりません。更に待遇面もグッと上がります。飛行機はファーストクラス、新幹線はグリーン車、月給も跳ね上がります。

大関の給料

月給

23,47,000円

本場所特別手当

150,000円

力士報奨金

大関最低報奨金100円×4000=400,000円

優勝賞金

10,000,000円

横綱

ようやく、横綱ですね。相撲の世界の最高峰の横綱、強いだけではなく、品格も求められます。負けて降格する事はなく、弱くなったら、引退しないといけません。横綱土俵入りも必ずやらなければいけない役目です。横綱に昇進するには、大関で2場所連続優勝に準ずる成績とされています。待遇は申し分ありませんが、プレッシャーは大きい様ですね。

横綱の給料

月給

2,720,000円

本場所特別手当

200,000円

力士報奨金

横綱最低報奨金150円×4000=600,000円

優勝賞金

10,000,000円

最後に

十両から待遇がかなり変わりますね。番付が変われば、待遇もお金も変わる厳しい世界ですが、上に行けたら、かなりいい暮らしが出来ますね。

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