白鵬が品格ない横綱と言われる理由とは?外国人に品格を求めるのは無駄なのか?
白鵬が品格ない横綱、品格ない相撲と言われる理由
ネットで相撲関連の記事などを読んでいると、
白鵬の批判記事が最近目に付きます。
お騒がせ横綱と言えば朝青龍だったが、
実は白鵬も朝青龍と同じくらい酷いと言われています。
何故なんでしょうか。
という事で調べてみました。
歴代1位の優勝回数、通算勝ち星歴代1位という、
まさに、横綱の中でもナンバーワンの成績を残した、大横綱と呼ぶにふさわしい力士、
それが白鵬という事で、相撲の取り組みなどを見ると、安定感抜群で、取りこぼし少なく、
その強さは風格が漂っていて、凄いなと思い、白鵬が書いた自伝なども最近買って読んで関心していたのですが、
日馬富士の暴行事件を皮切りに、日馬富士擁護、優勝インタビューでの万歳三唱、
土俵の下で抗議の立ち尽くしなど、白鵬を見るイメージが最近ちょっと変わってきたというのが、正直な感想です。
熱心な相撲ファンの方々から見れば、何を今更と叱られそうですが、
どうも、今までテレビで見て来た白鵬と実際の白鵬は違う様な印象がしてきたというのが、
正直な思いです。
白鵬の自伝を読むと、父親がモンゴル相撲の横綱で、メキシコ五輪のレスリングの銀メダリストという、モンゴルでは国民的な英雄ですが、白鵬も、子供の頃から、モンゴル相撲、レスリング、バスケットボールなどスポーツに親しみ、才能のある選手でしたが、
日本に来た当初は、体重が68Kgしかなく、来日した他の力士は早々と日本の相撲部屋入りが決まっていくなか、最後まで入門が決まらず、モンゴルに帰ろうかという寸前まで行っていたところを、宮城野部屋の親方に拾ってもらったというエピソードもあり、
慣れない異国の地で横綱まで上り詰めたのだから、並大抵の努力ではなかったと思います。
また、大横綱と呼ばれた双葉山の書籍に書かれた、
勝負に勝つ精神性についても自伝の中でふれていて、
単なる体が丈夫で強いだけの力士ではない、
練習熱心で勉強家な立派な人の印象があったのです。
そんな白鵬がなぜ品格がないと言われているのでしょうか。
白鵬が品格がないと言われている理由
白鵬に横綱の品格がないと言われているのは、以下の事からの様です。
1.土俵際でダメ押しする
2.張り手をかまして、カチ上げで相手をノックアウトする
3.変化して勝つ
4.審判に文句を付ける
5.懸賞金を受け取る時に奪う様に受け取る
具体的に説明しますと、
土俵際でダメ押しする
これは、朝青龍もやっていたのですが、相手の足が土俵を割って、
勝ちが決まっているのに、更にダメ押しで、相手に攻撃を加えて、
トドメを刺すというやり方です。
印象に残る取り組みは、2016年春場所9日目対嘉風との取り組みです。
張り手とカチ上げで嘉風をボコボコにして、嘉風は流血、嘉風に寄り切りで勝利したが、
嘉風の足が土俵から出ているのに、嘉風の右足を持ち上げて土俵のしたに叩き落とした。
土俵の下にいた、井筒審判長は嘉風が降って来て下敷きになり、病院送りにされた。
【クズすぎわろた】白鵬キチガイ取り組みgif集。協会が甘やかしすぎた結果、増長しまくり「負けてセルフ物言い」をやらかすhttps://t.co/KxU5rXxxC5@HakuhoSho69
いつも嘉風に「暴行」してるお前が今回は「してやられた」ようだなwww
お前のような品格の欠片も無い横綱は前代未聞だぞwww#黒鵬 pic.twitter.com/Kkl5CEH0hf— NOVTELL (@NOVTELL) 2017年12月3日
張り手からカチ上げ
立会いの時に左手で顔に張り手を目の横に見舞います、相手は目をつぶり、
下を向いたままむかって来ます。そこに右の肘に近い部分をおもいっきり顔面に叩き込みます。
この攻撃を喰らった相手は、下を向いたまま激突する衝撃と、
白鵬の右前腕部分が激突する衝撃を受け、ボクシングのカウンターパンチの様な感じでノックアウトされます。相撲の打撃技ですね。
やられた相手は、自分の体重とスピードが乗った状態で白鵬のカチ上げを顔面でピンポイントで受けるわけですから、たまったもんじゃありませんね。勢関はじめ数名の力士がKOされています。
これは、勿論反則ではありませんが、横綱がこんな事してまで勝ちたいのか?
という事です。
14日目白鵬VS遠藤:白鵬左手で正面から指を立て目つぶし→すかさず遠藤の左顔面にかち上げと称する肘打ち→遠藤ぐらつく→白鵬喉輪→さらにダメ押し
相撲はボクシングやプロレスとは違うんで、別に殴り合いを見たい訳じゃない。
白鵬には元々「横綱の品格」が問われていたが今更「品格損なう」てか? pic.twitter.com/tgKyaPWMTG— ほんまでっか?にゃうす (@mtmrgonbe) 2017年12月2日
変化して勝つ
2016年春場所、白鵬は36回目の優勝を決めたが、優勝インタビューの時、観客から、
罵声が飛んだ。「アホか!」「モンゴルへ帰れ!」「勝ったら何をしてもええんか!」
「金返せ!」そんな声が飛んだ。
それは結びの一番、勝てば優勝、負ければ、稀勢の里との決定戦という日馬富士との一番で、
立会いで突進してくる日馬富士を変化でかわして、あっさり勝負が決まった。
横綱が変化して勝つ、これは勿論反則ではないが、こんな事してまで勝ちたいのか?
という事ですね。
出典:goo.gl/zvCUhH
審判に文句を付ける
これは、先日の嘉風戦で、土俵下で仁王立ちになり審判に抗議したという事もありましたが、
その前にも、33回目の優勝を決めた場所でも、場所後のインタビューで、
稀勢の里との一番で、一旦は軍配が白鵬に上がるが、物言いが付き、取り直しとなった。
この出来事を白鵬は、「子供でも分かる」と批判しました。審判は子供以下かい〜!
とツッコミを入れた人も多くいたはずです。
貴乃花が引退してから相撲全然見てなかったんだけど、白鵬ってこんな人だったの??
2015年の初場所、対稀勢の里戦で同体と見なされ取り直ししたことに対して、「子どもが見ても分かるような相撲。なぜ取り直ししたのか。肌の色は関係ない。みんな同じ人間。」
??何言ってるか全く分からない。 pic.twitter.com/ESkAxGZnj5— するめのよっちゃん#沖縄は日本だ (@surumegesogeso) 2017年12月2日
懸賞金の受け取り方が悪い
白鵬の懸賞金の受け取り方は、何か奪い取る様な、かっさらう様な受け取り方をする事があります。下品な!それでも横綱か!と怒っている人もいます。それは、何故かというと、
横綱は勝って当たり前の存在、それが横綱というものです。
その横綱が、勝ったぜ!やった〜!
と言って、懸賞金を鷲掴みするなんて、事はあってはならないのです。
懸賞金は有り難く頂け!
白鵬 ファンに謝罪“抗議行動”に至った理由も明かす(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース https://t.co/Z5YXs5IMQ8 @YahooNewsTopics
— Michiyuki Komuro (@komutaro) 2017年11月24日
最後に
相撲の世界は厳しい世界なんですね。相撲が普通の競技、スポーツであれば、
白鵬は何も言われる事がない存在なのですが、横綱というのは、
単なるスポーツのチャンピオンではないく、相撲という世界の象徴的な存在で、
最も神に近い存在として、神社にあるあの綱を付けているんですね。
なので、当然その勝ち方も色々言われるわけですね。
白鵬もだんだん身体が衰えて来る中プレッシャーも凄いと思いますが、
最強の横綱として、強さだけではなく、
品格もある立派な横綱と呼ばれる様になって欲しいですね。
相撲の記事のまとめページ
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