北朝鮮の崩壊の可能性はあるか?幹部の裏切り、難民が溢れるか

アメリカが北朝鮮に対して、軍事、そして経済面で圧力をかけているが、北朝鮮の内部からの崩壊はあるのでしょうか。

北朝鮮の幹部が金正恩を裏切り、例えば、クーデターを起こすとか、或いは、北朝鮮の市民が一斉に韓国に亡命するとか。

アメリカが北朝鮮に先制攻撃を加えた場合、当然北朝鮮からの報復も考えられるので、日本も無事で済むわけがない。

一番いいのは、戦争になる前に北朝鮮がギブアップして核兵器を手放してくれるのが一番いいのですが、軍事的な圧力と経済制裁はどの程度北朝鮮に効いているのでしょうか。また、北朝鮮が戦争前に内部で争いが起きて崩壊する可能性はあるのか。

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北朝鮮の崩壊の可能性

軍事的圧力でのプレッシャー

北朝鮮の直接的な脅威となるのが、軍事的なプレッシャーですが、北朝鮮周辺で韓国との合同で大規模な軍事演習を行っているのは、ご存知だと思います。空母を展開したり、大陸間弾道ミサイルの発射実験などを行っています。

そして、韓国なのですが、北朝鮮がミサイルを発射する兆候を察知して、素早く先制攻撃できる「キル・チェーン」と呼ばれるものを構築するなど有事に備えています。

テロ支援国家に再指定で経済的プレッシャー

北朝鮮への経済制裁が加速しているといいます。北朝鮮への締め付けが強くなっています。

■スペイン メキシコ ペルー クウェート 自国内の北朝鮮大使を追放

■イタリア ブルガリア 南アフリカ 北朝鮮外交官を大幅に削減

■台湾 フィリピン スーダン 北朝鮮との貿易を全面禁止

■マレーシア 渡航禁止 北朝鮮労働者追放

■中国 北京-平壌間の定期便 停止

特に今まで外貨獲得に大きな役割を果たした中国との貿易ですが、中国の税関によると、北朝鮮からの輸出は前年比マイナス62%、また海産物などは全面禁輸となっている。

北朝鮮では深刻な食糧難

北朝鮮では穀物とジャガイモが配給で配られているそうです。しかし、その配給の量もななり減っていると思われます。その事を象徴するのが、韓国と北朝鮮の軍事境界線を越えて脱走した北朝鮮兵士の事件と日本に次々漂着する木造船です。

まず、脱走兵ですが医師の会見によれば、身長は170センチ、体重が60キロ、胃の中からトウモロコシの芯が出てきたそうです。国境を警備している兵士はエリートのはずだが、胃の中にはトウモロコシだけ、また、巨大な寄生虫が数十匹摘出され、衛生面もかなり悪いと思われます。

その後、亡命を阻止出来なかった兵士達は総入れ替えされましたが、命があるのかは謎です。脱北した兵士の家族がいたならば、間違いなく収容所送りになるでしょう、また、彼が所属していた部隊の隊長も、相当きつい処分を受けると思われます。

木造船漂着で分かる食糧不足

日本でも最近話題になっているのが、次々と発見される北朝鮮の木造船です。粗末な木造の船、とても外国の海に出かける様な船ではありません。無謀とも言える事を何故北朝鮮の人達は行うのか?

それは金正恩の命令で漁業を推進するようにと、高い目標設定をされているのです。

北朝鮮は慢性的な食糧不足を解消するため国策として漁業を奨励、冬場も「冬季漁獲戦闘」と称し、朝鮮労働党が示す漁獲量目標を達成するため積極的に漁に出るよう呼び掛けている。

ただ経済的疲弊により漁船の老朽化が著しく、遭難事故も度々起きている。

「党の水産政策を決死貫徹し、黄金の海の全盛期を切り開こう」。24日付の党機関紙、労働新聞は、今月始まった冬季漁獲戦闘での各地の成果を紹介し、漁師らを鼓舞する記事を掲載した。

引用元:産経ニュース

URL:http://www.sankei.com/world/news/171127/wor1711270038-n1.html

北朝鮮は自分たちの国の漁業権を中国に30億で売っています。これは中国の船1500隻が北朝鮮で漁を自由に行えるというもので、当然自分たちの魚を獲る量にも影響するのは間違いありません。その為に、命がけでボロボロの船で日本の排他的経済水域まで来て、密漁を行い、命を落としているのです。生きて発見されるケースがありますが、死体で発見される事も多いです。

また粛清が起こっているという話も

10月には韓国の統一省当局者は、北朝鮮のエリート層の亡命が増加しているとした。

(駐英公使の韓国亡命、ロシア駐在の外交官の亡命など)

体制の崩壊の兆しの一部という見方を示したが、決定的な問題とはならないとした。

また、翌11月にはこんなニュースもあった。

2017年11月下旬北朝鮮の金正恩の最側近の一人である黄炳瑞・朝鮮人民軍総政治局長が処罰されたと韓国の情報機関から話が伝わっている。

この粛清は同じ金正恩の側近である崔竜海党副委員の主導で行われた様で、内部で亀裂が起こっているのでは?という見方もある。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の最側近である崔竜海党副委員の命令で、同じく最側近の1人と見られていた黄炳瑞・朝鮮人民軍総政治局長が何らかの罪で処罰されたと見られている。

引用元:ロイター

URL:https://jp.reuters.com/article/nk-inner-circle-idJPKBN1DM0D4

しかし、このニュースも専門家の間では、金正恩は常に部下を競わせるという事を行っていて、それ程大きな問題ではないという見方もある。

むしろ、今回の処罰は、黄炳瑞・朝鮮人民軍総政治局長が更に力を持てば、処刑しなければならなくなるので、その前に処罰をする事によりそれを避けたという見方が強いそうです。

幹部達がお互いに疑心暗鬼となり、殺し合うといった構図では無いようですね。末端では問題が起こっているが、上の方では、まだまだ今のところは、深刻な問題が起こっていないのではないでしょうか。

最後に

色々ニュースを見ていますと、経済制裁は間違いなく、北朝鮮に効いていると思います。しかし、北朝鮮を支配しているのは、金一族です。一般庶民の生活は困窮するのですが、金一族は自分たちの為に石油も備蓄していると言います。

悲鳴をあげている国民の姿は想像出来るのですが、正直なところ、まだ崩壊するという兆しは見えませんね。そう簡単じゃなさそうです。

この先アメリカはどんな一手を打つのでしょうか?そして、戦争は起こるのでしょうか。

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