紙の月は実話?モデルとなった横領事件の内容が似てる!?

紙の月は角田光代のサスペンス小説です。

NHKで原田知世主演でドラマ化、宮沢りえ主演で映画化もされている。

出典:goo.gl/ryL7yf

 

映画は2014年の10月に公開され、

監督は「桐島、部活やめるってよ」で高く評価された、

吉田大八、主演をつとめた宮沢りえの演技が絶賛された。

 

紙の月は主人公の梅澤梨花が年下の男に金を貢ぐ為に、

銀行で横領を繰り返すというお話です。

この紙の月実際にあった事件がモデルになっていると言われている。

 

どんな事件なんだろう?と思い調べてみました。

原作者の角田光代は明確にどの事件とは言及していませんが、

いくつかの横領事件を元にしています。

 

元々、歪(いびつ)な男女の恋愛物を書こうと思っていた時に、

銀行員の女性の横領事件を調べてみると、

大抵が女が男にお金を貢ぐという事になっている事に気づいた。

それがヒントとなってこの作品は作られた。

 

今日紹介する三大横領事件と呼ばれる事件は、

実行犯が全て女で、その陰には全て男がいた。

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紙の月のモデルの事件三大横領事件とは?

滋賀銀行9億円横領事件

1973年に滋賀銀行山科支店の行員の女O(当時42歳)が行なった横領事件。金額がとにかくデカイという事で大変話題になった事件。

10歳年下のタクシー運転手Yに貢いでいた。

 

※ネットで検索すれば、犯人の名前はそのまま出てきます。

行員の女Oは当時付き合っていた男と喧嘩をし、落ち込んでいた。

 

会社の飲み会で酒を飲んでタクシーで帰った。その時の運転手がYだった。

酔っていた事もあり、Oはタクシーの中で、涙を流して泣いていた。

その時Yは「どうしたのですか」と優しく声をかけた。

これが、最初の出会いだった。

 

「酔って帰ると親がうるさいから、ドライブしよう」とOがYを誘い、

30分ほど京都市内をタクシーで走り、その日はそれで、別れた。

 

翌年の春Oがバスに乗っていると、声をかけられた。

あのタクシー運転手のYだった。

 

この再開で2人は付き合い始める。

しかし、Yはクソ野郎だった。

 

Yはギャンブル狂で、競艇の負債で自分の店を潰し、

タクシーの運転手をしていたのだ。

 

しかも、売り上げをごまかして、懐に入れる為、

会社をクビになり、会社を転々としていた。

 

OはYに言われるまま、自分のお金を貢いでいた。

そして、自分のお金が無くなると、

横領を始める。

 

Yのお金の要求は止まる事を知らず、

どんどんエスカレート、

Oは横領を繰り返した。

 

当然YはOが横領をやっている事を知っている。

OはYを繋ぎ止めておく為に、お金を貢ぐのをやめられなかった。

 

YはOが横領したお金で、贅沢の限りを尽くした。

Yは兄や母親にも、金を渡していた。

 

結果

O懲役8年 銀行への賠償1000万円

Y懲役10年 銀行への賠償3000万円

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足利銀行詐欺横領事件

1975年(昭和50年)7月20日、足利銀行栃木支店の貸付係のO(当時23歳)が、

架空の預金証書を使って2億1000万円を引き出し、

詐欺と横領の容疑で逮捕された事件。

 

また、横領していた金はA(当時25歳)という男に貢がれていた。

警察はこの男を全国指名手配した。

 

OとAの出会いは事件発覚の2年前、旅行に行った時に偶然出会った。

この時Aは「国際秘密警察の石村」と名乗った。

 

実は国家の為に世界中を駆け回っている、とんでもない嘘を付いた。

しかし、これをOは信じた。しかも、Aの事をカッコイイと思った。

Aに惚れてしまった。

Oどんだけピュアやねん!とツッコミを入れたくなりますが、

AはOに結婚詐欺を仕掛けた。

 

「国際秘密警察を抜ける為に金が必要だ」と言い、

Oから金を引っ張った。

Oは自分の貯金が無くなると、家族からも借金した。

Aはそれでも、Oに金を要求した。

 

困ったOは、ついに銀行のお金にまで手を出した。

貢いだ額は2億1000万、その金でAは別の愛人と派手な生活を送った。

その後、この横領は発覚して、銀行は警察に届けた。

 

結果

O懲役3年6月

A懲役8年

OはAの本名や住所など本当の情報は何も知らなかった。

完全に騙されていた。

三和銀行詐欺横領事件

1981年3月25日に三和銀行大阪茨木支店で1億8,000万円の架空入金が明らかになった。
その時入金のオンライン操作を行なっていたのは、預貯金係のI(当時32歳)だった。

Iは1億8,000万円のうち5,000万円を引き出し、マニラに高飛びした。

それを指示した男がいた。

Mという男だった。

当初Iは銀行の関連会社の社員と不倫していた。

 

そのうち妻と別れるという言葉を信じて、

12年も付き合っていた。

 

不倫相手は最初結婚している事を隠していた。

 

Iは不倫相手との間に2度中絶していた。

 

いつまでも煮え切らない態度の不倫相手に身も心も、

ボロボロになったIの前に現れたのが、

Mだった。

 

Mは結婚している事を公言したが、身長が高く、

金持ちそうで、とてもイケメンだった。Iの好みのタイプだった。

 

Mは旅行代理店を経営していた。

 

Iは直ぐにMに夢中になった。

 

関係を持ってからしばらくして、

MはIに借金を持ちかける。

 

IはMに言われるまま、お金を渡した。

 

金持ちに見せかけていたMは実は、お金が無かった。

会社は火の車で、金策に走り回っていたのです。

 

Iは自分の貯金750万貢いでいた。

MはIの貯金が無くなる頃合いを見計らって、横領を提案する。

そして、1億8,000万円の架空入金につながるのです。

 

ここでも、Mは鬼の様な事をIにする。

 

Iが持ってきた5000万のうち、500万だけIに渡し、

後で合流するからとマニラに行かせた。

しかし、Mはマニラに行く事はなかった。

 

Iの横領したお金で、家族と豪遊していた。

Iはその後マニラで逮捕され、Mも逮捕された。

 

 

結果

I懲役2年6月

M懲役5年

映画紙の月あらすじ

主人公の梅澤梨花(宮沢りえ)は結婚し家庭に入ったのだが、居心地が良くない。

 

そして銀行のパートを始める。

 

銀行で働き出した梨花は、充実感を味わうが、

夫は否定的だ。

 

梨花は更にフルタイムで働きだす。

 

そんな時顧客の家で、その家の孫光太(池松壮亮)と出会う。

 

梨花はデパートに行った時、

店員から声をかけられて、

化粧品を買った。

 

お金が足りなかった梨花は、

顧客から預かったお金から、支払いをした。

そのお金は当然自分のお金で戻した。

 

こんな事してはいけないと、クレジットカードを作ったが、

この出来事から、梨花の感覚は狂いはじめる。

そして、その夜光太と再会する。

 

光太は、梨花に惹かれている様子を見せ、梨花もそれを感じ取った。

映画紙の月の主なキャスト

宮沢りえ(主人公梅澤梨花)

池松壮亮(顧客の孫平林光太)

大島優子(銀行の窓口係)

田辺誠一(主人公の夫 梅澤正文)

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